多摩北部地域ではひときわ高い「スカイタワー西東京」を間近で見てきました。
「田無タワー」とも呼ばれていますが、正式名は前者のようです。
高さは195mであり、最近話題の東京スカイツリー634mには遠く及ばないものの、東京タワーの333mと比べればかなり大きいことがわかります。
ただし、残念ながら展望台はありませんので、上には登れません。
ミニFM局や無線通信のアンテナなどがついているようです。
夜遅くに新青梅街道を通ったことのある方は、道の両側に深夜まで営業しているゴルフ練習場とバッティングセンターを見たことがあると思います。
これらを運営している田無ファミリーランドグループを中心とした出資により、建設運営されているようです。
また、このタワーは夜間ライトアップされますが、翌日の天気予報を色で教えてくれます。
晴れなら紫、曇りなら緑、雨なら青です。
ちょっと、天気のイメージと色の組み合わせが私にはピンときません…
このタワーのすぐ南には、こんな形の建物があります。
「多摩六都科学館」といって、世界最大級のプラネタリウムもある科学博物館です。
展示室のみの入場なら大人500円、プラネタリウムもセットだと1000円、さらに全天周映画もセットすると1400円の料金となります。
子供が小さいころ、一緒に行きましたが、結構楽しめました。
ところで、「多摩六都」ってなんだ、と思っている人も多いと思います。
この科学館は小平市、東久留米市、東村山市、清瀬市、西東京市の5市で運営しています。
これらの市は以前、多摩北部都市広域行政圏協議会を組織し、この科学博物館建設を決めましたが、当時は西東京市は田無市と保谷市にわかれていたため、多摩の6つの都市ということで多摩六都という名になったようです。
左奥に見えるのが、タワーの下部です。
少し離れるとこんな景色です。
このあと、田無駅の南口にある「西東京市立中央図書館」に行きました。
駅から歩いても3分くらいで、市役所の隣にあります。
西東京市の図書館には、近隣市であまり導入していない自動貸し出し機があります。
カードと本をかざすと、貸し出し手続きが簡単に終了します。
そのため、職員のいるカウンターでは原則案内と返却業務のみ行っているようです。
また、予約した本を受け取る場合もカウンターの職員に申し出るのではなく、予約資料のみが置いてあるコーナー入り口にある案内機にカードをかざし、指示された番号の棚から自分で探します。
1回目は戸惑いますが、慣れればこのほうがスピーディで便利です。
蔵書数は22万冊くらい。座席は雑誌コーナーに20席ほど、参考図書コーナーに20席ほどあります。
ところで、図書館で勉強している人を見ますが、たいていの図書館は館内の資料以外での勉強は禁止しているはずです。(現実に注意はしていませんが)
こちらでは、学習室を別のところに設置して、勉強する人をそちらに誘導しています。
ここから徒歩10分ほどの西東京市民会館です。
このなかの一部屋が学習室として開放されています。
以前に、社内試験の対策をしなくてはいけないのに、家に帰るとつい遊んでしまうので、平日の夜に行ったことはありますが、受験勉強や資格試験の勉強に熱心に取り組んでいる人が多数いました。
順番が逆になってしまいますが、スカイタワー西東京により近くにある図書館は「西東京市立芝久保図書館」になります。
帰りによってみました。
左に見えるのがスカイタワーです。
この図書館は都営住宅の1階部分にあり、地区館であるため、あまり広くはなく、席は6席ほど、蔵書数は86000冊くらいです。
再び、タワーを超えて新青梅街道もわたり、北側にいくと新たな道路ができそうなところがありました。
北から南に向かって撮影しています。
都市計画道路の東3・4・18号線で所沢街道と新青梅街道を結ぶ予定のようです。
この日の自転車の走行距離は24.5km、平均時速は17.2kmでした。