午前中までの雨が止んで、急に晴れてきた日、荒川自転車道を走ってみました。
埼玉県のHPにあるマップでは、北浦和駅が起点となっていますが、少し手前のJR武蔵野線西浦和駅から、午後一時過ぎにスタートです。
京浜東北線の北浦和、浦和、南浦和と、埼京線の中浦和、武蔵浦和と、武蔵野線の西浦和、東浦和。
JRだけで7つもの「浦和」のつく駅があって、ややこしいです。
かつて、特急の止まらない数少ない県庁所在地であった浦和市も、大宮市や与野市と合併して、さいたま市になってしまった中、こうして名を残しているのでしょうか。
住民の方からの、浦和人気がそんなに高いのでしょうか。
まずは、県道から秋ヶ瀬橋手前で、荒川河川敷にある秋ヶ瀬公園に入り、公園内を走ります。
次の羽根倉橋からが、県公認?の自転車道(正しくは、「県道さいたま武蔵丘陵森林公園自転車道線」)ルートとなりますが、あれっ、工事中です。
国土交通省による、洪水の被害が起きないための堤防の増強工事「さいたま築堤事業」を行っているためとあっては、仕方ありません。
洪水は起きては困りますから。
ちゃんと、サイクリングルート迂回路が設定されていますのでそこを走ります。
河川敷のゴルフ場とグラウンドの間を進みます。
雲一つなく、11月としては珍しく、20℃まで気温が上がり、暑くなってきました。
と思えば、緑のトンネル。ここはヒンヤリします。
さらに進むと、田園の中の「えっ、ここを曲がるの?」と思うようなルートを通ります。
でも、このように標識はしっかり付いていて、迷うことはありません。
やがて、「電器」とか「IT」とかの名称の書かれて不思議なグラウンド(後で調べたら、健保組合運動場)の辺りから、正規の自転車道ルートになります。
土手の上のルートを進むと、踏切があります。
JR川越線です。
標識があってわかりやすいと先程書きましたが、この先の、国道16号線上江橋付近の標識は難しいです。
クランク状に走り、橋の向こう側に行くのかと思いきや、実は、左右に延びてる国道の橋を通れということです。
長い橋で、今まで来た荒川河川敷の広さを改めて実感します。
川の中州で少し戻るような方向に曲がりながら下に降り、コースに戻ります。
ここからは両側にゴルフコース、その向こう側に川があるというルートとなります。
荒川の中州かと思っていましたが、実は、右が荒川ですが、左は入間川だったようです。
この辺りから、急に雲がでてきて、また気温も下がってきました。
さらに、開平橋を通り過ぎ進みますが、川沿いのサイクリングコースとして想像した景色とは全く違い、ほとんど川面は見えません。
景色も単調でちょっと飽きてきた頃、やがて、本田航空が見えてきました。
セスナ機などを運行している会社で、以前は遊覧飛行も行っていたようですが、2010年からやめているようです。
ロゴを見ると、自動車メーカーのホンダの関連会社のようです。
埼玉県防災航空隊もここにあります。
ここは川島町ですが、数百メートルのところにホンダエアポートがあり、こちらは桶川市になります。
軽飛行機用の飛行場で、本田航空が運営しています。
飛行場といっても、簡単な柵があるだけで、道路の延長のようなところです。
数多くのセスナ機が駐機しており、そのうち数台はエンジンをかけています。
時折、エンジン音が大きくなり、いよいよスタートかと思わせます。
離陸を見ようと、休憩もかねてベンチに座っていましたが、15分くらいしても飛び立ちません。
あきらめて、再び走り出したら、太郎右衛門橋付近で、後ろから大きな音が…
2機が離陸していきました…
ところで、2週間ほど前に久々に100kmほど走り、膝を痛めましたが、すぐに治まったので安心していました。
今日は今のところ、まだ25kmほどしか走っていませんが、登り坂で少し膝が痛く感じ始めました。
既に3時だし、この先、この単調な景色の中、この自転車道を森林公園まで行っても、以前に行ったところだし…
ということで、ルートを変えて、入間川自転車道を走ることとしました。
でも、分岐点まで戻るのもなんだし、一般道を走ることとします。
上の車が来ない瞬間に撮ったこの県道12号川越栗橋線を通ったのですが、これがミスで、歩道も路側帯もほとんどない道なのに、大型トラックが数多く行き交い、とても走りづらいところでした。
5kmほどでようやく、入間川に到着。
釘無橋のたもとには、♪せんべい、あられは鉄火焼き♪のラジオCMでおなじみの工場らしき建物がありました。
ところで、会社名は思い出せません。
ホンダ製菓だそうです。
では、雲もなくなり、入間川自転車道を快適に走りましょう。
上の写真のように2つの道がありますが、上りと下りでもなく、自転車専用道と歩行者道でもありません。
河川管理用通路と自転車道なのです。
管理用通路は基本的に土手上を通りますが、自転車道は上ったり下りたりします。
例えば、自転車道は手前右からきて、管理用通路を超えて、左奥に進みます。
普段ならこの程度のアップダウンは逆に少しあった方がいいくらいに思いますが、今日は登り坂が膝に響きます。
そろそろ、平地走行でも膝が痛くなってきました。
これは駅に向かった方がよさそうなので、入間川自転車道は5kmしか走っていませんが、雁見橋から川を離れ、川越を目指します。
途中、JR西川越駅に着きましたが、JR川越線では一駅乗るだけで乗り換えとなり、折りたたみもめんどうに思い、再び走り始めました。
ここで道を間違えたせいもあり、川越市街地は遠く、膝は本格的に痛み始めました。
やっぱり、電車に乗るべきだったかな…
でも、あと少しと思いは走っていると、
再び、ホンダ製菓です。旧工場でしょうか。
♪せんべい、あられは鉄火焼♪のメロディを思い出しながら、一瞬膝の痛みを忘れます。
そして、ようやく西武新宿線本川越駅に到着です。
ここは、終着駅なので、階段の昇り降りをせずに、改札口からホームに向かえることが今日はうれしく感じます。
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最近、副駅名がついたようで、電車内のアナウンスも「時の鐘と蔵のまち、本川越駅」と言っています。
せっかくですが、今日は時の鐘にも寄りません。もちろん、図書館も…
実はこの時は、自転車のペダルを回転させるのさえも苦痛なほど、膝は痛くなっていました。
輪行で帰り、最寄駅からは自転車をおして、歩いて帰ったほどです。
走行距離は43.52km、平均時速は19.63km、消費カロリーは1099kcalです。
家では、風呂に入るのも苦労し、明日は会社に行けないかな、自転車で膝を痛めたから休むなんて言ったら、大顰蹙だろうななど、考えていました。
ところで、治すには、膝を冷やすべきか、温めるべきか悩みましたが、結局、湿布を貼ることにしました。
これが正解だったようで、強い痛みは1時間ほどで消え、階段も昇り降りできるようになりました。
翌日は少し痛みはあるものの、当然、職場に行きました。駅まで1kmほどですがジテツウもしています。
でも、今週末は自転車は自粛しましょうか…