黒目川の源泉であり、数年間に1度しか水の湧き出ないといわれる、小平霊園にある「さいかち窪」には、この日も水はありませんでした。
黒目川源泉探しの旅の記録は、こちらへ
新青梅街道から北西に向かい黒目川は流れていきます。
↑今までは、この敷地は竹藪などで川沿いには通れませんでしたが、遊歩道を設置するようで、右側に工事のための通路が作られていました。
この辺りは自然のままのほうが良かったのですが…
↓久留米西団地のところからは川幅も広く整備され、両岸に自転車と歩行者が通れる通路ができています。
一旦、川沿いの道がなくなった後、都大橋からは再び両側に通路が整備されています。
上流から3kmほどのところにはコカコーラの工場があります。
ビンを洗浄した水なのでしょうか、工場からいつも勢いよく川に水(排水?)が流れ込んでいます。
上流の柳窪天神社付近では、山崎パン武蔵野工場からの水(排水?)もこの黒目川に流れていましたが、今では下水道に流すことになったようです。
↓右側がコカコーラ多摩工場。
このコカコーラからの水はきれいなのでしょうか。
↑7kmほどのところで、手前が黒目川で、右から落合川が合流してきます。
落合川源泉探しの旅の記録は、こちらとこちらです。
ここからは埼玉県になります。
基本的には片側しか、舗装された通路はなくなります。
10kmくらいの関越自動車道を過ぎたあたりに、斜張橋があります。
黒目川にかかる、ごく普通のバス通りの橋なのですが、立派な斜張橋です。
川沿いの道はこの下をくぐります。
12.5km付近の国道254号線川越街道と交差する地点で、この川沿いの道は一旦なくなります。
しかも、階段で川越街道まで上がらなくてはいけません。
手前の道から迂回することもできますが、どちらにしてもここから2kmほど、川沿いの道がなく、ちょっと苦労します。
15kmの所から再び、両岸に通路がありますが、砂利の部分も多く、少し走りづらいですが、東武東上線も超えると、左に変わった形の建物が見えてきます。
「わくわくどーむ」という名前のようなので、気になるので行ってみました。
朝霞市の健康増進センターで温水プールなどがあるようでした。
こちらが勝手に何かすばらしいもの?を期待していたので、ちょっとがっかりです。
そろそろ、ちょっと休憩もしたいので、コンビニなどを探しますが、だんだん辺りには何もなくなってきました。
のんびりしたいいところです。
19kmくらいのところで、黒目川は新河岸川と合流します。
↑左から黒目川、左上から新河岸川。
ここから先は、新河岸川となって荒川のすぐとなりを並行して流れていきます。
ただし、川の水は一部、荒川にも流れ込んでいます。
その荒川との境には、きれいな朝霞水門があります。
その手前にある道は橋脚が鉄骨むきだしです。
仮設橋のように見えますが、何年も前に車で来た時からあったような気がします。
荒川土手に上がって、朝霞水門から荒川をみます。
↓荒川は左から右へ流れており、手前から新河岸川、黒目川の水が流入します。
奥に見えている斜張橋は東京外環自動車道の幸魂大橋です。
しつこいようですが、斜張橋はこのくらいの川幅でないと…
ここからは荒川サイクリングロードを下流に向かいます。
やはり黒目川と違い、自転車乗りが多いです。
ハイスピードで駆け抜けるローディーやジョギング、散歩をしている人など様々な人がいます。
事故には気を付けましょう。
左側の広い河川敷のグラウンドの向こうに荒川、右側には新河岸川という景色がずっと続きます。
高圧線の鉄塔も河川敷では、下部はコンクリート造りです。
↑ポタ麿さん、この辺にもありました。すいません。
荒川沿いを気持ちよく海まで走っていきたいところですが、再び都内に入る西高島平の辺りで、ルートを変えます。
荒川に合流する白子川を、今度は上流に向かってみます。
ほぼ、東京都と埼玉県の都県境となっており、道路面より高い堤防が造られています。
成増駅付近で川沿いの道はなくなります。
そろそろ3時半。この季節は夕方になると急に寒くなってきます。
東京メトロで成増から輪行で帰ろうか…いやまだ早い。
とりあえず、光が丘を目指します。
光が丘公園を通り抜けることとしますが、ここは戦時中、日本軍が成増飛行場を建設し、戦後、連合国軍に接収され、グラントハイツとしてアメリカ軍の家族住宅として使用されてきました。
1973年(昭和48年)に全面返還され、北側のこの公園や南側の光が丘パークタウンが建設されました。
公園を出ると、住宅との間には左には図書館、右には清掃工場があります。
光が丘IMAなどの大規模店舗もあり、ひとつの街になっています。
休日の夕方とはいえ、人通りもびっくりするほど多かったです。
公園を含めて南北に貫通する通路を通りましたが、最後まで人どおりは途切れませんでした。
歩車分離されたきれいな街並みですが、やはり地区計画が定められています。
一般的に団地の高齢化、過疎化が心配されますが、ここは平成になってから地下鉄も開通して便利になったためか、思ったより地域活性化されていて少し驚きました。
都営大江戸線で光が丘駅から帰ろうかとも思いましたが、私ももう少しがんばります。
環八通りと目白通りの交差点からは、石神井川を上流に向かっていきます。
↑ハトは狭いところに巣をつくるといいますが、目白通りの橋の欄干の下にたくさんいます。
昔、マンションのベランダの給湯器の上にハトが巣をつくるので、できないように物を置いたりして苦労したのを思い出しました。
この石神井川も整備されており、両側に通路があり快適に走れます。
西武池袋線の練馬高野台駅も通過していきます。
石神井公園のボート池です。
ここでも散歩している人がたくさんいました。
どんどん寒くなってきたので先を急ぐため、富士街道を走ります。
西東京市に入ると、調布保谷線(西東京3・2・6号線)の工事現場を通りましたが、1年前に比べて、思ったほどは進んでいないようです。
↑西武新宿線をアンダーで下っていくところを北側から見ています。
1年前にここに来た時の旅の記録は、こちら
西武柳沢駅近くに踏切を渡り、南側に行ってみると、こちらは大分手前から道路は地下に入り、上部は東伏見公園として整備されるようです。
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↑奥に見えている橋が鉄道も跨ぐ、歩行者自転車用の橋です。
結局、いくつもの川めぐりをすることとなりましたが、河川改修によって自転車で走りやすい道ができるのは歓迎ですが、川幅を広げるために立ち退きを迫られる人もいることを思えば、ちょっと難しい問題だなあと感じました。
この日の走行距離は40.27km、平均時速18.19km、消費カロリー997kcalでした。