東松山の市民の森の山道になぜか並走する舗装道と見晴らし台
岩殿観音の石段や岩壁は、昨夏にも来たインパクトのある一見の価値のあるところでした。
その北西側は林になっていますが、暑さと虫の多さのため立ち入りませんでした。
東松山市の「市民の森」とされており、31.9ヘクタールの広さがあります。

↑物見山公園から林の中への山道のような入り口があります。
入ってみると空気感が一変する雑木林の中です。

↑左にある道を歩いていると、ヘビ注意という看板は気になるところですが、さらに左端の一般道らしきものも気になります。
この先も付かず離れずという感じで並行していきますが、車は通ってきませんでした。

↑結局隣りの道と接して、東屋やトイレのあるところに出ます。
トイレはバイオトイレだということで、物を落とした人は通報してほしい旨書かれていました。
入り口にあった案内図を改めて見ても、ここまでの山道と隣りの道との関係は書かれていません。

ただし、舗装路ではあるものの車両通行止めにはなっているので自転車は通っても良さそうです。
Googleマップを見ると、道は1本しかなく(たぶん山道が書かれておらず)、巡礼街道とされていました。

見晴らし台に行こうと思っていたのですが、入る道を間違えてしまいました。
↑距離が長いので、もしやとは思っていたらやはり入山沼に出てしまいました。
向かい側は谷戸となっています。

入山沼は水田の溜池のようです。
見晴らし台に行くため戻るのですが別ルートの方を通ってみます。
登り坂なのですが斜面に地層の露頭のようなところがあります。

岩殿観音の岩壁と同じ凝灰岩かは分かりません。
一旦、例の舗装道に戻って、ようやく見晴らし台に到着しました。
確かに北の方角を見渡すことができます。

霞んでいますが滑川町や嵐山町の市街が見えています。
雨が降ったり止んだりの天気でしたが、ほとんど林間なので濡れませんでした。
戻る途中の深い谷戸の様子です。

帰り道も舗装道が並走しますが、こんな天気のせいか自転車も通りませんでした。
JAXA地球観測センターの前まで繋がっているようなので、以前は車も通れたのかもしれません。
巡礼街道は戻って調べたら、坂東札所めぐりの9番慈光寺(ときがわ町)と10番正法寺(東松山市)を結ぶ道だということでした。
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