計画は壮大だが入口はわかりづらい大戸緑地
東西にに長い町田市の北東端や西端などに、たびたび行ってきましたが、今回も西端近くに行きました。
都立大戸緑地というところがあるのですが、すぐ近くまで行ったはずなのに全く気付きませんでした。

↑ネイチャーファクトリー東京町田のバス停から住宅街の狭い道を少し行った奥に入り口があります。
一応駐車場もあるのですが、対向車があればすれ違えないような道を通らなければ行けません。
入り口からの急坂を登るとすぐに「大戸のおか」がありますが、また坂を下ると公園らしい広場に出ます。

↑奥の方から来たのですが、右の森が大戸のおかになります。
温度計がありますが、15時半で31度ということだからか休日ですが誰もいませんでした。

(↑都立大戸緑地パンフレットより)
大戸緑地の既に開園しているところは一部であって、緑地として都市計画決定されている区域は、草戸峠のあたりまでの境川源流を含む非常に広い範囲となっています。
森の中に入れば涼しいかもしれないので、まずは雨乞いの場の碑に行ってみました。
車で来たので駐車場が17時までということなので、日は長いですがあまりのんびりもできません。
地図通り10分ほどで到着です。

↑標高259メートルのここで雨乞いをしたということですが、特に川や井戸があるわけではありません。
南方へ展望は開けており、横浜や房総半島まで見えるそうです。

次に牛田地区から少し離れた北西側の権現平を目指します。
途中から森林を抜けて稜線に出るため北東の景色がよく見えます。

谷は権現谷というようです。

↑権現平はベンチもあり休憩できるようになっていますが景色は見えません。
ここからは緑地内で時計回りの北を回って、段木入を目指します。
しかし、段木入というところは草戸峠への道との分岐点でした。
近くの「段木入のおか」で標高292メートルで園内では一番高い眺望エリアになります。

ここも北東側が見られます。
先ほどと同じ向きですが少し高いせいか、八王子市街や館クリーンセンターがよく見えます。
清掃工場が一番の眺望物というのも何ですが、草戸山からも目立っていました。

ここまで40分ほどでちょっと一休みしたいところですが、16時10分ということでそうもしていられません。
行きと同じルートを戻るとギリギリ過ぎるので、北東の稜線へとショートカットしようと思いましたが、まず想像以上の下り坂でした。

↑そしてその北へ向かう道はなんと倒木により閉鎖されています。
もう既に標高200メートルの段木入広場近くまで来ているのですから、むしろ通行止めで結果オーライのようです。

↑ここは谷戸のところにビオトープがあります。
広場を抜け、のどかな雰囲気の道を進んでいきました。

日なたは夕方でもかなり暑いですが、木陰は涼しい道のりです。
17時には間に合いましたが、もう少し長く開けておいてもらいたいものです。
とはいえ、相変わらず他には人も車もいませんでしたから仕方ないですね。
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