真光寺緑地から眺めを見ながら広袴神明特別緑地保全地区へ
町田市は東西に非常に長く、22.3キロもあるといいます。
その北東端にある真光寺公園から東に向けての尾根道を少し歩いたことはありました。

↑公園内の高台から裏側の尾根道に入ると、雑草だらけの踏分け道です。
南に向けての尾根道を今回は行ってみました。

東と南への分岐があり南に向けて、都県境が、町田市は真光寺緑地、川崎市麻生区は栗木緑地として整備されて、雑草もない歩きやすい尾根道となっています。
↑引き続く、鶴川台尾根緑地を進み、桐光学園横では町田市側で展望が開け、遠くが見渡せます。
横に長く1960年代に開発された鶴川団地が広がっています。
川崎市側は栗木山王山特別緑地保全地区となっています。

↑少し行くと尾根を横断するように道路があり、東の川崎市側が見渡せるところがありました。
マンションや学校ではない、壁面の特徴的な大きな建物見えているのが何かわかりません。
戻って、Googleマップやアースも使い探してみると、どうやら新百合ヶ丘駅前の建物のようです。

↑続いて西側である町田市ですが、急な階段が魅力的です。
ここで標高は90メートル以上あり、下の住宅地の低いところは50メートルとかですから大層な高低差です。
鶴川団地の給水塔は目立ちます。

↑次の階段ですが、左側が林となっていますが入れそうです。
中には広袴神明社がありました。

広袴という地名の由来は、土地の形状が袴を広げたようだということです。
場所としては、町田市観光コンベンションセンターによる「町田市観光マップ」でみますと、真光寺の南になります。

因みに真光寺という寺が近くに見当たりませんでしたが、昔村の中央にあった池が夜になると光ったので「真光池」と呼ばれ、嘉慶2年(1388)に天台宗の「真光寺」が開かれたことに由来するそうです。
住宅地側からの神明社への入り口まで下りてみました。

↑カーブミラーがあるように、この後は住宅地です。
雑草の先も見てみますと、ここも都市緑地法による広袴神明特別緑地保全地区となっています。

特別緑地保全地区は東京都55ヶ所のうち区分20ヶ所、市部35ヶ所あります。
うち町田市だけで12ヶ所もありました。
(年度末情報にはありませんでしたが、最近さらに1ヶ所増えたようです。)
さすが町田市です。

真光寺公園まで戻る際の公園近くの三角点は127メートルあり、ここもかなり標高は高いようです。
↑改めて、公園内の高台からの景色を見てみると遠くまで見渡せました。
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