阿須丘陵での予想外の難関の小川といえない唐沢川上流部
先日行った青梅市からの霞丘陵、入間市の加治丘陵との間は阿須丘陵と呼ばれています。
一ヶ月ほど前に通った七国山の東側にもハイキングコースがあるので行ってきました。

↑入口は阿須交差点近くで、工事のため令和5年から9年までの4年間もの通行止めとなっている埼玉県道195号富岡入間線とJR八高線の阿須ガードの西側です。
(↓飯能市HPの阿須丘陵七国コースマップより)

以前は東青梅駅から、マップ左下端の七国広場を通り、真っ直ぐ上に向かい飯能駅へ向かいました。
今回は中央辺りにある唐沢川の堰堤を見に行きたいと思います。

↑住宅横を流れる唐沢川沿いから左へ丘陵の山道へと入っていきます。
コースの番号1から順番の案内表示があるので、まずは坂道を登り100メートルほど高い、4番の「都県境(3郡坂)」を目指します。

ずっと木々の間で景色も見えないので30分少しの道が長く感じられますが、やがて視界が広がり左右への道にでます。
左右それぞれの木に三郡坂と書いた表示がありますのでここが都県境です。

東京都青梅市と埼玉県飯能市、入間市との境界になっています。
でも、なぜ三郡なのかと思われますが、昔は西多摩郡青梅村、入間郡入間村、高麗郡飯能町だったからのようです。
そうはいうものの、明治29年(1896)には高麗郡は入間郡に編入されていますから、三郡とは随分前の話になります。

コースを北向きに変え、せっかく登ったのに高低差で50メートルほどの急な坂を下って行くと、水音が聞こえてきます。
細い水の流れがあったのでその小川を飛んで跨いだのですが、この先がなかなかの曲者でした。

行手には川が流れており、コースの先と思われる8番が見つかりません。
表示板が無いところもあるのでここもかと思い、とりりえず堰堤を目指します。
が思った方向にかなり進んでも見当たらないので引き返しました。

↑まさかこの水の流れる川がルートなのかと濡れながら下ってみました。
写真ではよくわかりませんが、結構水が流れています。

↑その先には本当の川がありこのこちらが例の「小川」のようです。
ここは飛び越えることもできないくらいの幅で、浅そうなところの大きな石を選んで歩いても、水浸しになりました。

防水の長靴のようなものでないと無事には渡れません。
↑そうは言っても、人が流されるほどの水量ではないので渡りました。
前日の雨で増水しているのでしょう。

水音を聞きながらちょっと休憩していると、木々に覆われていて気づいていませんでしたは、雨がポツポツ降っているようです。
堰堤は見た上で、その先を急がなくてはいけません。
次回に続きます。
.
.
.
« 海ほたるからの東京港の見え方とテトラポッドと消波ブロック | トップページ | 唐沢川堰堤と旧上州道経由での入間川への合流付近まで »
「51埼玉県」カテゴリの記事
- 8年ぶりに入間航空祭2025を2キロ離れて見てみるとどうか(2025.11.09)
- 大滝白滝不動滝の三滝と白雉創建という高山不動尊の大イチョウ(2025.10.26)
- 東松山の市民の森の山道になぜか並走する舗装道と見晴らし台(2025.10.12)
- ハイキングのまち越生の100メートル毎に登っていく大高取山(2025.09.21)
- 博物館らしくはない里山さいたま緑と森の博物館(2025.07.06)
« 海ほたるからの東京港の見え方とテトラポッドと消波ブロック | トップページ | 唐沢川堰堤と旧上州道経由での入間川への合流付近まで »

コメント