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2025年5月

2025年5月25日 (日)

地下トンネルからたまに出てくる武蔵野南線での多摩丘陵の複雑な地形

東京近郊をぐるっと回るJR武蔵野線ですが、乗客は府中本町駅から南の川崎方面には南武線に乗り換えます。

貨物列車はトンネルばかりの別ルートで、新川崎駅近くまで地下を走っています。

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たまに地上に線路が見えるところもあるので、どんな地形かも含めて見てみました。

↑稲城市向陽台で多摩尾根幹線道路が通っているところです。

(↓国土地理院地図より)

Nanbukamotsu

その路線は、府中市から多摩川を渡って川沿いに南東へと向かう南武線とは離れて、多摩丘陵へと1.6キロほどの第二稲城トンネルに入り次に外に出たところです。

トンネルは城山公園や米軍多摩サービス補助施設の境界辺りの下を通っています。

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↑その真上の城山公園から北へ多摩川の是政橋を見渡して見ました。

標高135メートルあり、多摩川からここに向けては一気に高くなります。

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それが谷戸があったところで低くなり、道路には竪谷戸大橋が架かっていて、その下に武蔵野南線または武蔵野貨物線と言われている線路が見えます。

↑堅谷戸大橋から見るとよくわかりますが、トンネル出口は二重のような特徴のある形となっています。

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↑ここだけ谷戸となっており、140メートルほど外に出るだけですぐに第一稲城トンネルに入ってしまいます。

ここの尾根幹線道路は上り下り1車線ずつが、少し離れた2本の橋梁となっています。

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↑それを4車線化するため、中央部分に4車線の新しい橋梁を建設し、既設の2本は歩道として活用する工事が進められています。

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2025年5月18日 (日)

都県境を流れる境川のわかりやすい源流と都県境の草戸山頂からの眺め

草戸山という山は残念ながら知らなかったのですが、境川といえば東京都と神奈川県境を流れる河川として知っていました。

町田市にその源流があるとは聞いていましたので、久しぶりに川の源流を見たいと思いました。

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大地沢青少年センターの奥にあったかと記憶していましたが、町田市による指定管理制度の導入により「Nature Factory 東京町田」という名になっていました。

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既に狭い境川沿いに屋外炊事場やテントサイトを通り過ぎ進むと、境川源流入口があり「境川源流域」であることの案内板があります。

まだ、大地沢青少年センター名です。

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この沢から流れ出す水が源流水とあります。

ここから先は急な斜面を登ることとなります。

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書かれているように境川は片瀬西浜までの52キロの二級河川です。

あの江の島の近くで見る川が境川の河口なのです。

もう9年も前に見に来た本沢ダムが境川水系のダムという位置付けでありながら、実際にはダム水は津久井湖からのものでした

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↑この上の尾根のところが草戸山のはずですから、この先急な斜面を登ることになります。

「境川源流」と書かれています。

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川の源流としては、ポタポタと水滴が落ちているところを見られれば一番いいのでしょうが、登山装備が必要となる山奥にでも行かないと見られないでしょう。

都内で身近に来られて、こうした斜面に降った雨から川が流れ出すといえば、子供にも分かりやすいでしょう。

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↑急な坂を登って尾根道まで来れば、草戸山頂上はすぐです。

草戸山は町田市の最西端に位置し、八王子市、相模原市の3市の境界線上にあります。

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2025年5月11日 (日)

東青梅駅から霞丘陵、七国峠、ついには歩いて飯能駅まで

青梅市によるパンフレットもある霞丘陵ハイキングコースに行ってみました。

ゆっくり花を見ながら散歩にもいい季節になりますが、今回は歩く距離も伸ばしたいものです。

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(↑青梅市による霞丘陵ハイキングコース案内マップより)

河辺駅からバスに乗らず、東青梅駅から徒歩で、吹上しょうぶ園に立ち寄らずにまず塩船観音寺まで歩きました。

途中では歩いている人は全然いませんでしたが、つつじの咲き誇る季節であるためか、寺に着くと車で来た数多くの人々がいました。

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↑この山門(仁王門)は国指定重要文化財となっています。

山門は通れますが阿弥陀堂から奥には、つつじまつりの期間中は入場料300円が必要となります。

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つつじは、都市計画道路の植樹帯や山手線横法面の植栽で十分見ていますから、山門右側から霞丘陵自然公園へと入っていきます。

↑まずは谷戸の奥へと進み、尾根上へと登っていきます。

少しで尾根道に着き、東屋やベンチがあって北に向かって景色が見られますが、ゴルフ場ばかりが間近に見えています。

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↑ハイキングコースは公園を抜けるとマップでも「ゲートを通過」とサラッと書かれていますが、立正佼成会の敷地に入ります。

最初は境界にある道路かと思いましたが、桜並木のある敷地の中を通らせてもらっているようです。

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↑出口から振り返れば、完全に立正佼成会青梅錬成道場でした。

ここで都道44号瑞穂富岡線の笹仁田峠近くを渡り、ハイキングコースらしい山道へと進みます。

少し登るだけで想像以上の広さにびっくりする七国広場に着きます。

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ベンチもあり誰もいない中で座っていたら、次から次へと休憩するハイカーが来て、座るところがないような状況になりました。

天気予報によると、ところにより雷雨とのことですが、雨雲レーダーではまだ周囲に雲はないので先に進みます。

広場のすぐ近くに見晴台があるはずなので行ってみました。

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標高225.9メートルの三角点があり、七国見晴台と書かれていますが、木々に囲まれて全く眺望はありませんでした。

この後、歩いていくと、埼玉県内の地名の書かれた表示板をいくつも見かけます。

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2025年5月 4日 (日)

ひので野鳥の森自然公園からの眺望とこんなところにもある平成新道

かつては、ロンヤス会談が行われて日米首脳外交の場として日の出町は有名でした。

40年以上も前のことで、その「日の出山荘」を見に来た時からでさえ既に5年も経っています

今では、イオンモール日の出や圏央道日の出インターのイメージくらいでしょうか。

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草花丘陵の日の出町東部には「ひので野鳥の森自然公園」があります。

97ヘクタールの里山です。

(↓日の出町ホームページより)

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位置的にはイオンモールの北側になり、平井川の北です。

平井川からは、車だとすれ違えないような道を少し行くと、数台分は駐車場スペースもあります。

管理棟もあり人もいました。

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↑入り口から北に向かうとすぐに谷戸沿いの道と尾根を登っていく道に分岐します。

もちろん尾根道を進むと、南に向けての眺望スポットがあります。

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↑イオンモール日の出やサマーランドの観覧車などが見えます。

平井川付近で標高160メートルでした。

少し登るだけでしたが意外と景色は良くなります。

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↑さらに進むと、西への富士山眺望スポットです。

晴れていれば見られるのかもしれませんが生憎の曇り空です。

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↑先には分岐点があり、右が千石橋・二ツ塚、左は平成新道の千石橋方面です。

山道で平成新道という名にはちょっと笑ってしまいますが、文字通り平成年間に新たに開通したのでしょう。

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