たかが公園ではないかと甘く見ていた秩父皆野の蓑山(美の山)の積雪と展望台
3月19日には東京でも、この時期の予想外、かつ天気予報での降雪見込み以上に雪が降りましたが、積もることはありませんでした。
秩父では積雪もしたとは、ニュースで聞いていました。

その翌日である春分の日に、秩父市と皆野町境界にある蓑山に登ってきました。
↑秩父鉄道親鼻駅からスタートしますが、さすがに雪が少し残っていました。
上空は曇り空ですが、天気予報では晴れることになっています。

いくつものガイドブックや西武鉄道ホームページにも載っているハイキングコースを行きます。
↑10分ほどで山道に入るのですが、土の部分には多少雪が残っているものの、今日は防水シューズを履いてきたので大丈夫でしょう。

↑さらに20分ほど歩くと、周囲の景色が変わってきて白一色になっています。
足跡のところを辿って行きますが、これが無かったらコースを外れてしまいそうです。

↑歩きづらいし想像以上に疲れてきたので座って休憩したいのですが、ベンチにも雪が積もっています。
この日は、雪解けすることによって泥だらけの道は想定してはいたのですが、全然違います。

↑駅から1時間ほどでようやく「みはらし園地」に来ました。
親鼻駅前の標高は157メートルほどでしたかが、ここの標高は500メートルほどになります。
蓑山頂上辺りは「美の山公園」として整備されており、別ルートから車でも来ることができる公園で、駐車場もあります。
そのためか、足跡もここから大分多くなりました。

↑さらに先の榛名神社向かい側には「パノラマデッキ」があります。
パノラマには期待できそうです。
また、ここには東屋がありますから積雪のないベンチにも座ることができました。

↑荒川沿いの秩父盆地とその向こうの山々を一望することができます。
天気予報では晴れだからこそ来たのですが、あいにく曇り空です。

↑芝生広場は誰も足を踏み入れていないため、一面の雪景色です。
東京都内ではたとえ雪が降っても、こういうところがあれば子供達が喜んで足跡だらけにするので、見かけない新鮮な景色です。

↑先には「山頂展望台」もあります。
美の山公園眺望が売りのようで、駐車場近くにも同様の展望台2ヶ所もあります。

↑やはり「山頂」を名乗るだけあって秩父市街もよく見えますし、石灰岩採掘で削られた武甲山も見られました。
蓑山山頂はこの展望台のすぐ横にあります。
埼玉県による標柱には「美の山山頂」と書かれており、標高581.5メートルになります。

晴れることないまま下山することになりますが、コース通りに、今度は和銅黒谷駅に向けて歩いて行きます。
こちらのルートは足跡もほとんどない上、下り坂は雪で滑りやすく、気づいてみれば行きのように写真を撮っている余裕はありませんでした。
転ばないように足を踏ん張りながらひたすら斜面を降りていきました。
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