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2025年1月

2025年1月26日 (日)

辛垣合戦にあった軍畑と鎧塚、トレッスル橋、雷電山

青梅市の辛垣城跡を見た後は最寄りの二俣尾駅ではなく、青梅丘陵ハイキングコースに戻り軍畑駅を目指します。

既に辛垣山が450メートル超でしたから、少し尾根伝いに下るものの雷電山登頂はすぐにできました。

標高494メートルとなります。

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由来としては、日照りの影響により作物が枯れてしまう干害に見舞われた際、この山上で雨乞いの祈祷を行なうと雷が鳴り雨が降ってきたということです。

本日は尾根道を辿ってきた割には、ほとんど景色の良くないルートでしたが、ここでは北側に向け眺望が開けています。

すぐ下と左の方に見えているのは石灰石採石場のようです。

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右に見える施設はどうやら新飯能変電所のようです。

周囲を車で通ったことはありましたが、山中にあのような大規模な電力施設があるとは気づきませんでした。

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↑この先は杉林の間の坂を下っていくばかりなのですが、老朽化のためか倒れた大きな木もあります。

既にスギ花粉が飛び始めたとニュースで見ましたので気になります。

車の走行音も間近になってきたところに石碑があります。

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戦国時代の戦いに関するものかと見てみますと、明治33年(1900)の榎峠開鑿工事記念碑でした。

少し下ると舗装された広い道路にでます。

標高323メートルの現在の榎峠があり、東京都道193号であり埼玉県道193号でもある下畑軍畑線が通っています。

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今では峠かどうかもわからないようなところですが、明治時代に旧道を通す際は切り通しを作る当時としては大変な工事だったのでしょう。

イクサの語呂合わせで193号としたのならいいセンスですが、おそらく偶然でしょう。

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2025年1月19日 (日)

辛垣城の読みは揶揄っているのではなくカラカイだという三田氏の城

青梅丘陵ハイキングコースというのがあり、青梅駅から軍畑駅まで6時間ほどのルートだといいます。

以前に青梅駅から途中の矢倉台までは歩いたものの、そこから宮ノ平駅にショートカットしたことはありました。

Omekyuryou

リベンジとして、標高219メートルの宮ノ平駅から後半のルートを行ってみました。

辛垣城跡に行くことも大きな目的の一つです。

前半はのどかなハイキングコースですが、後半は山道だとは聞いていましたが、その通りでした。

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↑2時間ほど歩いて名郷峠に到着です。

長尾峠とも言われており標高387メートルで、東西方向に尾根伝いに行くこのコースの峠というより、南の二俣尾駅から北の北小曽木や成木方面に行く道にとっての峠です。

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↑少し行くと、辛垣城跡登り口(急坂)と書かれたは分岐地点があります。

コースの方は迂回しますが500メートル先でまた合流できます。

ちょっと躊躇うほどの急坂がまずあります。

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↑それを登りしばらく行くと、大きな岩がありその上が辛垣城跡です。

中世の青梅地区を支配していた三田氏の山城です。

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↑土塁の間の虎口とように見えます。

辛垣と書いてカラカイと読むとは思いもしませんでした。

揶揄っているのかよとも考えてしまいます。

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2025年1月12日 (日)

八王子ジャンクションの下からの眺めと枯山水もある高尾駒木野庭園

高尾山頂から北に向かう、人通りの少ない蛇滝コースを下山してくると裏高尾町に出ます。

旧甲州街道やJR中央線と並行するように小仏川が流れています。

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川沿いに裏高尾渓流線歩道が整備されていて、東へ高尾駅方面に行けるようになっていました。

ここからは間近に八王子ジャンクションを見ることができます。

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南から高尾山をトンネルで抜けてきた圏央道が高架で線路や川などを越えていきます。

ここには梅の木があり春にはきれいな風景が見られることでしょう。

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中央道と交差するジャンクションを下部からじっくり見たかったのですが、中央線の向こう側でちょうどいいところには道もありませんでした。

最初に見た案内板にあり、高尾駅への通り道にありそうな高尾駒木野庭園に行ってみることにしました。

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旧甲州街道沿いに雪吊りをした木があり、幟も立った思ったより観光地らしいように見受けられました。

入場料もかかるかと思ったら八王子市の施設のようで無料です。

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昭和7年(1932)、15年に建築された隣接した病院院長の自宅家屋が八王子市に寄贈されたものです。

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2025年1月 5日 (日)

高尾山へ6号路で琵琶滝を見て4号路から吊り橋や蛇滝経由で下山

高尾山に登るというと、京王線高尾山口駅からケーブルカーかリフトで行く人が多いでしょう。

あえて歩いて行ったこともありますが、東海自然歩道にもなっている1号路というメイン通路でしか登ったことはありませんでした。

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↑ケーブルカーとリフトの駅の左を通り抜け、今回は別ルートで登ることにしました。

舗装路を少し行くと病院の脇から左へ高尾山への登山道入り口があります。

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私もよく知らなかったのですが、実はいくつものルートがあり、ここは6号路といいます。

小川の流れに沿って進みますから水音を聴きながら気持ちよく歩けます。

すぐに琵琶瀧があります。

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水行をするためにあるようで、大聖不動明王とされています。

高尾山薬王院ホームページによると、水行道場として初心者へも入瀧の指導等行っているそうです。

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先にも急坂はないながら、少し小川と通路が一体となったようなところを水にも濡れながら登っていくと、やがて小川から離れる辺りから急斜面となります。

木組みの階段が整備されているものの、それが長く続くのでここは息が切れます。

Takao

↑(高尾ビジターセンターHPより)

階段を登り切るとベンチもあり、頂上も間近です。

高尾山頂は驚くほどの人混みでした。

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標高599メートルで高尾山口駅は190メートル程でしたから、気付けば400メートルも登ってきました。

帰りは4号路を通ることとします。

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