狭山市駅前から祇園を通りベスタ狭山までつながる都市計画道路

西武新宿線狭山市駅、特急小江戸号の停車駅にもなっています。

前回見た小川駅と同様に川越鉄道から西武鉄道となった古い駅で、明治２８年（１８９５）に開業しています。

入間川駅といいましたが昭和５４年（１９７９）に名称変更されています。

↑平成２２年（２０１０）からは新しい駅舎となっています。

↑狭山市駅東口土地区画整理事業が行われて駅前広場もでき、ここから都市計画道路が北東方向に伸びています。

狭山都市計画３・４・６号狭山市駅加佐志線です。

この辺りは祇園という地名のようですが、京都の祇園のような雰囲気は当然にありません。

牛頭天王を祀った八坂神社があるのだろうと思い探してみましたが見つかりませんでした。

祇園３９番地には三柱神社があり、延享年間（１７４４〜４８）に加藤清正末裔の加藤太郎左衛門が三方荒神又は三宝荒神として郷党とともに奉祀したと伝えられ、養蚕守護の神として信仰されてきました。

八坂神社とは関係なさそうです。

結局、調べてみても祇園という地名の由来はよくわかりません。

↑都市計画道路の方は、区画整理区間内の４６８メートルは開通しています。

先程の地図と同様に、祇園と入間川の境界までで丁字路となっています。

↑ただし、導入空間は何もなくどうやら事業を進めようとしているようですので、先も見てまわりました。

２００メートル程行くとフェンスに囲まれて道路幅に区画され地盤面の工事が行われているようです。

また、直角に交差する別の道路も建設されています。

調べてみるとこちらも都市計画道路で狭山３・４・１０号入間川入曽線です。

さらに北東へ先に進むと、道路としてはできているけれども車の通り抜けはさせていない部分があります。

商業施設としてベスタ狭山の横になります。

振り返って狭山駅方向を見てみると、舗装はされていませんが道路幅に整備は進められています。

ベスタ狭山があるということで、この道は埼玉県道１２６号所沢堀兼狭山線と交差することになっています。

弊ブログで東所沢近辺の整備状況を話題にしたことのある狭山３・３・１号東京狭山線です。

このベルクやユニクロなどあるここから狭山市駅までの道路が開通すれば、今は何もない沿道も栄えるのではないでしょうか。

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