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2024年12月22日 (日)

東京最古の私鉄駅である小川駅西口で進められる再開発事業

小川駅と言われても地元の人以外はあまり知らないかもしれません。

西武国分寺線と拝島線が交差する駅ですから、新宿にも国分寺にも直接行くことができます。

Img_5364a

そんな小川駅西口で再開発事業が行われており、タワーマンションができるというので見に行きました。

↑西口階段を降りて交番の裏側から見ますが、全貌がわからないほど駅前です。

Ogawa2

↑「市報こだいら」より

1.2ヘクタールの広さで中央の再開発ビルの南には駅前広場、北には小川にぎわい広場も設置されます。

駅前広場の地下には1200台分の市営駐輪場も作られます。

Ogawa1

↑小平市ホームページより

ビルの高さは27階建になります。

市によると「小平市の西の玄関口にふさわしい地域の拠点として」整備するということです。

小川駅のイメージはブリヂストン工場くらいでしたが、確かに立地的には小平市の西の玄関です。

Img_5372a

6階から27階までは219戸のマンションになり、アトラスタワー小平小川として旭化成不動産レジデンスにより分譲されています。

↑南西から見ており右側が駅なのですが、工事としてはまだ低層部分の工事中です。

Img_5362a

↑南から見ていますが、今いるローソン100の辺りは駅前広場の中央部になるのでしょう。

1階から3階はスーパーなどの商業施設、4階から5階は西部市民センターなどの公共施設となり、令和8年度には完成予定です。

2000平米超の大型スーパーマーケットとして、コープみらいの看板がありました。

Img_5360a

西部市民センターの施設の一つとして小川西町図書館もここに入ることになります。

Img_5367a

↑線路沿いの北東側から見ていますが、この手前部分には施設用の駐車場が作られます。

↓北西から見た写真の左側になる現在はプレハブが建っているところは、1000平米の(仮称)小川にぎわい広場になります。

Img_5370a

地域の憩いの場や様々な活動に利用できる空間になるということです。

パースで見ると、駅前広場にも南西には結構広い空間が確保されていますから、土地を高度利用するだけあって割と広場は充実しそうです。

Img_5363a

↑マンション看板の「再び小川から、新しい未来がはじまる」の「再び」にはどういった意味が込められているのでしょうか。

かつての栄光をもう一度ということなのか、近隣の人の移住を期待してのことなのか、考えてしまいました。

Img_5112a

↑3ヶ月ほど前に駅東口から小川駅越しに西口再開発事業現場を見たものです。

小川駅は明治27年(1894)に、川越鉄道の駅として国分寺駅、東村山駅(開業当時は久米川仮駅)ととも開業した西武鉄道最古の駅です。

そしてそのことは、東京最古の私鉄駅の一つでもあるということになります。

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