田端駅前高低差解消のエレベーター工事と雰囲気のいい南口改札
JR赤羽駅から上野駅辺りまで京浜東北線などの線路は、崖線に沿って通っています。
標高20〜30メートルほどの武蔵野台地の東端と10メートル以下の荒川低地の間の崖線です。

↑田端駅北口の南西方向を見ていますが、田端駅前通りに面した左端の駅ビル1階から右の建物は3階のところが地表面となっています。
右端に見えるアーチ橋はかなり高いところを通っています。

↑台地側に行くためには、用もないのに建物内を通過するわけにはいかないですから、構造物となった立派な階段が設置されています。
それでもバリアフリーの観点からの配慮もあり、エレベーターが設置されるようです。
階段を登って、上に行ってみました。

令和6年11月1日頃から11ヶ月ほど工事のため階段は通行止めとなるということです。
工事開始が遅れているようで、11月上旬になっていましたがまだ通ることはできました。

↑北区役所による「田端駅北口周辺の高台側との約10mのバリアを解消」する工事ということで、HPにイメージパースが載っています。
「周辺建物と調和したデザイン」とするそうです。
↓高台側には田端駅南口改札もあります。

北口と違って通る人もまばらで、山手線の駅とは思えないようなところです。
高台といっても途中にあるので、南東にはさらに坂道を登らなくてはいけませんし、北西には階段があります。

なんか昔っぽいいいところだと思っていましたが、アニメ映画「天気の子」の舞台となっているということで割と有名スポットです。
改札口内から外を見ても、やはり山手線の駅感はなく、ローカル線か私鉄のようななんとも言えない雰囲気です。

北口駅前から見えていた田端高台通りのアーチ橋の上から見てみます。
高低差がかなりあるのがわかります。

少し道幅が広くなっているところが田端駅北口前で、奥に見える大きなビルはJR東日本の東京支社です。
その手前には東北新幹線などの高架橋が通っています。
北口と南口は別世界のような田端駅でした。
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