西高勾配のため景色では半分不利だけど意外と運動になる龍崖山
飯能市美杉台とともに飯能大河原地区も、ビッグヒルズとして都市機構により開発されました。
137.7ヘクタールの敷地で土地区画整理事業が行われました。

ここには龍崖山公園があります。
↑公園傍らには龍崖山がありますし、整備された調整池は地下に整備されて緑地保全も図られています。

龍崖山にはハイキングコースがあり、案内板も充実しています。
公園東側入り口では標高150メートルほどです。

↑公園から山に入ると、当然ながら急坂となります。
思っていた以上の山道を進んでいきます。
せっかく登ったというのにまた道を下っていき、谷状の土地となり水の流れがあったりもします。

↑橋であるとともに堰堤にもなっているように見られます。
途中には、燧山(ひうちやま)山頂があります。

標高234メートルと書かれています。
ここは西に向けて展望が開けているのですが、ちょっと残念なことに工場の屋根が大きく見えています。

アップダウンがあったものの80メートル以上の標高を登ったはずなのにそう感じられない風景です。
この辺りでは西に向けて勾配がどんどん高くなる地形なので、調べてみると工場のある辺りの標高は203メートルもあるようです。

↑ここが一つの山の頂上ということで、予想通りまた下り坂です。
しかも鎖が付いた急な坂で、結構いい運動になります。
そしてようやく再び眺望の開けたところに着きました。
見晴台テラスとなっています。

ここも西向きのようで工業地帯の風景ですが、望遠鏡のような竹筒が何本かあります。
それぞれに御前山、大岳山、富士山などと書かれており、その方向を向いています。

↑そしてすぐ先に龍崖山山頂がありました。
かなり広い平なところで標高246メートルです。

↑ここはこれまでと違って、北と東に面して展望が広がっています。
先客の女性がいて遠くを見ているのかと思い、あいさつしかけたら像に服を着せたものでした。

↑北には入間川(この辺りでは名栗川)が流れていて低くなっているので、いい眺めです。
天覧山、多峯主山や日和田山などが見えます。
↓東には飯能市街地と遠くには高層ビルもも見えています。

麓では晴れていたので安心していましたが、雷の音が聞こえてきます。
雨雲レーダーを見ると青梅の辺りではかなり強い雨が降っているようです。
雨が降るとツルツル滑りそうな土の道を下っていくのは危険なので、急いで下山することにします。

遠回りにはなっても舗装路に早くたどり着くため、北へ向けてのルートで帰ることとしました。
↑こちらはアップダウンもなく下る一方でしたから、あっという間に麓に到着しました。
そんなに急がなくても良かったようで雨は降ってきません。

↑大きく一般道から東を迂回して、龍崖山公園東側入り口に戻り、さらに公園の南西側入り口周辺にも行きました。
ここは高い位置になり標高183メートルになるので東側入り口よりは30メートル以上高くなっています。
そのため、龍崖山は西側から見ると、より登り甲斐のない小さい山に感じられてしまうのが残念です。
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