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2024年9月 8日 (日)

ついに登れたファインタワーからの景色と都市景観大賞のファインヒルいなぎ向陽台

昨年の年明けには稲城市にある、なんちゃって城跡である城山公園に行きました

その時、また昨年夏にも行こうとしたのに入ることの出来ないところがありました。

Img_5042a

城山公園にある「ファインタワー」という名の展望台です。

↑水の広場という標高83メートル地点から階段を登った先にタワーがあります。

タワーの地盤面で既に標高111メートルになります。

Img_5041a

↑ファインタワーは鉄骨造の塔で、高さ24メートルあります。

説明板があるのですが、金属製で鏡のようにこちら側が反射してしまうので斜めに撮影です。

Img_5040a

ファインタワーという名称にちょっと不思議さを感じますが、昭和63年10月完成とありますから、あと3ヶ月で昭和が終わる頃の空気感でしょうか。

多摩ニュータウンというと、多摩市と八王子市のイメージが強いのですが、稲城市と町田市にも区域は及んでいます。

Img_5038a

その稲城市分の名は「ファインヒルいなぎ」といいます。

標高127メートルのファインタワー展望台まで登るとさすがに景色は良く、南方にそのファインヒルいなぎ光陽台地区が広く見渡せます。

↑南西、↓南

Img_5036a

美しい景観を目的に、丘陵の地形に合わせて建物の高さが低層から高層となるように住宅が整備されました。

都市景観として、丘を背景に地形の流れに沿うように高・中・低層の住宅群が描き出す美しさは平成7年度の「都市景観大賞」を受賞しています。

Img_5035a

↑南東方面の京王相模原線の向こう、稲城市から川崎市の境界にあたる丘陵にはまだ緑の空間が残っています。

タワーから北側に向いては高くなっていく地形であり、城山公園には大きな木々が生茂っているので、多摩川方面は木々しか見渡せません。

Img_5033a

↑北東は木々の向こうが見え、多摩ニュータウンでも公団、公社、都の開発した住宅ばかりでなく、アルボの丘という民間開発された住宅も見えます。

東には東京都心方面が見渡せ、この写真だけはズームしたものですが、新宿の超高層ビル街などが見えます。

Img_5039a

ついに登ることの出来たファインタワーです。

5月から10月の日曜祝日の午後0時半から4時半までしか開放されていません。

Img_5058a

↑夕方5時頃通ってみたら入り口はやはり閉鎖されていました。

市立公園にある施設だから24時間開放は管理上よくないとの判断なのでしょう。

でも冬とか土曜日は開けてもいいような気がします。

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