白子川沿いの高低差のところにある市場豊川稲荷神社
練馬区大泉周辺から流れている白子川は、和光市白子を通っているからこそ名付けられています。
白子は白子川沿いに細長く、南北に4〜5キロくらいの距離があります。

↑白子川は和光市と板橋区の境界を北に流れていますが、笹目通り側から行くと川に向けての結構な高低差があります。
林になったところには神社がありました。

↑鉄道でいえばスイッチバックとなっているような、道路が二股に別れた北側から入る参道があり、映える?ような鳥居がいくつもありました。
Googleマップでは豊川稲荷神社・氷川神社となっています。

↑左の南東側からも急な石段の参道があります。
正式には5年ほど前に行った白子熊野神社に合祀されているそうです。
しかし、見ての通り立派に神社であり豊川稲荷神社・氷川神社となっています。

↑こちらからの先にもいくつもの鳥居がありました。
どうやら地元の講によって運営されているようです。
豊川稲荷を祀っており市場地区にあるので市場豊川稲荷神社ともいわれているようです。

白子は江戸時代には川越街道の白子宿があり栄えましたが、少し北のこの辺りに市場があったのでしょうか。
この神社のすぐ隣の木々は「南市場いこいの森」として開放されていました。

白子3丁目土地区画整理事業による公園整備のため、令和元年末から閉鎖されています。
高台にある神社からは南東に向け景色に見渡せます。

まあ景色といっても板橋区の方角になり、戸建て住宅やマンションが立ち並んでいます。
ほぼ市区境界になる白子川は、かなり以前に既に河川改修工事はされていますから、最近工事されたところとは違いコンクリート護岸のものです。

左岸側にあるマンションが高台の神社からも見えていましたので、改めて高低差を実感できます。
.
.
.
« 石神井川新青梅街道付近の河川改修工事と太田道灌が築いたともいう愛宕山城 | トップページ | 新河岸川から500メートルも離れている江戸時代の前河岸跡 »
「51埼玉県」カテゴリの記事
- 大滝白滝不動滝の三滝と白雉創建という高山不動尊の大イチョウ(2025.10.26)
- 東松山の市民の森の山道になぜか並走する舗装道と見晴らし台(2025.10.12)
- ハイキングのまち越生の100メートル毎に登っていく大高取山(2025.09.21)
- 博物館らしくはない里山さいたま緑と森の博物館(2025.07.06)
- 唐沢川堰堤と旧上州道経由での入間川への合流付近まで(2025.06.15)
「神社」カテゴリの記事
- 南向きから江戸の護りのため東向きになった武蔵御嶽神社と2本の巨木(2025.09.07)
- 奥溜から地名が変わった奥富にある歴史ある梅宮神社と富士塚(2025.08.10)
- 和同開珎推しの秩父市黒谷と和銅と和同の違いの謎解き(2025.04.06)
- 加治丘陵の新久高台にある八坂神社からの景色と丘陵からの見え方(2025.03.02)
- 呼ばわり山という今熊山の今熊神社と安閑天皇の頃とは(2024.11.24)
« 石神井川新青梅街道付近の河川改修工事と太田道灌が築いたともいう愛宕山城 | トップページ | 新河岸川から500メートルも離れている江戸時代の前河岸跡 »

コメント