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2023年7月16日 (日)

実は城山公園だけでなく本当の城跡もある稲城市大丸城と円形をした都営住宅

半年ほど前に行った稲城市向陽台にある城山公園は、大丸城跡なのかと思いきや、なんちゃって城跡でした。

でも、本当に大丸城はあったということなので、そちらに行ってみました。

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↑奥に見える多摩川の是政橋の右岸側、南武線南多摩駅からさらに少し南になります。

↑道路に架かる城山橋から見て、左方が城山公園や稲城市立中央図書館、右方が大丸城のあったところです。

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↑山城らしく斜面を登っていかなくてはなりません。

木々が生い茂っているので暑さよりも、夏のこの時期は蚊やハチ、マムシなどに注意が必要です。

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稲城市だけでなく、多摩市、八王子市などで昭和の終わり頃、多摩ニュータウン開発のため大規模な造成工事が行われました。

ここのような風景の広がる地区だったのでしょうが、この周囲は中高層建築物や戸建て住宅が多数あります。

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↑やがて、標高100メートルほどのところに予想外の舗装された、ベンチのある狭い広場にでます。

しかし、大きな木々があり景色は見えませんし、隙間から見えるのは遠方ではなく目前のマンションです。

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↑ここから上は斜面の崩落予防のためかコンクリート打設されていますが、10メートルほど先の上には登ることも出来なくなっています。

大丸地区開発の造成工事時の際に発掘調査が行われ、里山の頂上に空堀に囲まれた本曲輪があり、その外側に二の曲輪、三の曲輪のある山城だったことがわかっています。

しかし、そのまま開発が進められたので今ではどこが何やらわかりません。

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↑狭い広場から東に向けては急な下り坂となっていますから、ここがピークのようです。

ここはGoogleマップでは大丸谷山とされており、近くには大丸谷戸山公園があります。

検索して調べてみると、谷山と書いて「やとやま」読むとの記載もありました。

西側に一旦下り、南のマンション駐車場の脇から東に回ります。

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↑改めて大丸谷山か谷戸山を西方に見ると、急斜面ですが大丸城は立派な山城です。

さらに北側の、開発された戸建て住宅街の中に大丸城跡の案内板は立っているようです。

発掘された板碑によると、14世紀から15世紀の城ですが、城主などの詳細は不明です。

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↑周辺の多摩ニュータウンの整然と開発された街並みを見て回っていると、妙な懐かしさと斬新さを感じさせる建物がありました。

以前はたまには目にした直線的でない建物で、都営向陽台六丁目団地の一部です。

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上空から見ると円形に見える建物が昭和の頃はいくつかありました。

当時は建物の形はたいてい四角形が基本でしたが、横浜プリンスホテルや西熱海ホテルなどが円形だった気がします。

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都営住宅でもこうしたものがあったとは知りませんでした。

↑少し離れたスーパーsanwa稲城店の屋上から見てみると、意外と目立つのですが今では気にしている人はいなさそうです。

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