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2023年5月 7日 (日)

富士見川越バイパス木野目交差点近くの御嶽塚と富士塚のある木野目稲荷神社

国道254号富士見川越バイパスは平成21年7月以前は富士見川越有料道路でした。

川越市の木野目(北)交差点から南が有料区間で、そこより北の川越方面は無料開放されていました。

有料区間に入ってすぐであった、この木野目交差点は立体交差となっています。

Img_3714a

まあ実際には、もう少し南にある渋井交差点までは無料で通ることは可能でした。

ここにあるスーパーのエコスは木野目店ですし、木野目(北)交差点にあるマクドナルドは川越木野目店です。

Img_3701a

↑木野目という地名が少し気になり由来を知ることができないかと、近くの木野目稲荷神社に行ってみました。

木野目村の鎮守で仁寿稲荷と呼ばれていたそうで、鳥居の社額にも仁寿稲荷大明神と書かれています。

Img_3702a

創建年次は不明のようですが、本殿は建造物として川越市有形文化財に指定されています。

嘉永5年(1852)のものですから、ペリーが浦賀沖に来て江戸幕府に開港を迫った頃のものということになります。

本殿の江戸堀彫刻は、江戸末期に活躍した嶋村俊表が彫物大工として作ったものです。

Img_3708a

嶋村俊表は、成田山新勝村釈迦堂、田無神社本殿、川越氷川神社本殿なども手がけたという有名人です。

↑覆殿の中なので保存にはいいのでしょうが、彫刻はよく見えませんでした。

Img_3704a

↑本殿左にも鳥居があって、立派な神門もあります。

御嶽塚があり御嶽神社となっています。

Img_3705a

入ることはできなくなっていましたが、数多くの石碑があります。

また、そのすぐ右には富士塚があります。

富士塚と言っていいのか4段で行けるので微妙です。

Img_3710a

↑右にあるのが浅間神社、愛宕神社で、左が八坂神社、第六天神社ということです。

ところで、木野目村の名前の由来は神社に来ても結局わかりませんでした。

その他も調べてはみたのですが、ちょっと答えは見つかっていません。

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