渋谷駅改良工事により島式となった山手線ホームと東急百貨店東横店が解体されても東急の街渋谷
先週1月7日8日に山手線外回り電車を運休して、渋谷駅改良工事が行われたことはニュースなどで報道されていました。
ここ数年間といいもの、渋谷駅周辺は100年に一度という大規模な再開発が行われており、行くたびに景色が変わっていきます。

↑山手線内回り電車の先頭で降りて、ホーム端から恵比寿方面を見てみます。
そういえば、左側の埼京線ホームだって、2020年5月に南側から大きく移設されました。
右の今回の山手線外回りは、確かに線路はバラスト石も含め真新しく敷かれています。

↑振り返ってホームを見ると大きく変わったことがわかります。
これまで内回りと外回りは両側の別々のホームとなっていたものが、中央の島式ホーム一つになっています。

↑(JR東日本 ニュースリリースより)
同時に外回りの線路位置を少し内側に移動させたようです。

使われなくなった外回りホームの方を見ると、確かに元の線路跡と現在の線路の位置が違います。
今度はホーム北側の端の原宿方面も見てみます。

↑先端は階段となっているため、まず内回りの線路を見てみます。
如何にも工事中の駅という雰囲気があり、右の埼京線ホームの上には既に構造物が出来てきています。
駅東西を横断できるデッキを造るということですから、その一部となっていくのでしょう。

↑外回りの原宿方面を見ると、乗車位置が少し南寄りになったことが改めてわかります。
そういえば先程の恵比寿寄りではホーム端から振り返ると、外回りホームが真横にはありませんでした。

↑こちらでも外回りホームを見てみると、使われなくなったホームは工事機材の置き場となっていました。
いずれこのホームは撤去されるはずですから一時的な置き場です。
東急百貨店東横店も閉店して解体されているはずですから、大きく変貌している駅前の様子も見てみました。

平日でもスクランブル交差点に向かう、また駅に戻る人々で、ハチ公前広場は相変わらず人通りが多くあります。
北から南方を見ているのですが、あったはずの東横店西館がなく、桜丘口地区再開発で建設中のビルや渋谷フクラスが見通せてしまいます。

↑近寄ってみても中の様子までは見られませんが、一部解体中で残っているコンクリート構造物が見えます。
マークシティへの横断歩道の近くの方から見てみると、スクランブルスクエア東棟が間近にみられます。

現在解体工事が進んでいるところは、同じくスクランブルスクエアの中央棟と西棟が建築されるわけですから、2027年にはまた違った景色が見られるのでしょう。
少し離れて、渋谷駅南西の首都高3号線沿い南平台交差点の辺りから東方向を見てみました。

右にはセルリアンタワー、中央には開発中の桜丘口地区ビルと、渋谷は東急の街だなあと改めて感じます。
中央奥に小さく見えているのは、かつて昭和の時代に建てられ、ヒカリエができるまでは渋谷唯一の超高層ビルであった東邦生命ビル、現在の渋谷クロスタワーです。
32階建は今となっては低くさえ感じられます。
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