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2022年12月11日 (日)

高麗川駅近くに流れる川と合祀されまた分祀した高麗川神社とタブノキ

JR川越線の終着駅である高麗川駅は、八高線の八王子駅からの電化区間が終わるところなので、電車からディーゼルカーに乗り換えなくてはいけない駅です。

でも改札口からは出られないので、駅周辺の様子はあまり知りませんでした。

駅の近くに高麗川神社があります。

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2年前に高麗神社には行きましたが、こちらは高麗川神社です。

鳥居右前の石柱には八剱神社となっています。

元亨2年(1322)に猿田村の武士により創建されたといい、当初は八剣神社でした。

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上鹿山村の村社でしたが、まずは同じ上鹿山村の八坂神社、稲荷神社が移されました。

村は明治22年(1889)の町村制によるいくつかの村の合併により高麗川村となりました。

神社の方も明治42年(1909)に、中鹿山村社、下鹿山村社、鹿山村社、原宿村社など15社が合祀されて、高麗川神社となりました。

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ですが結局は、昭和15年(1940)頃には旧村社を分祀して合祀前の状況に戻りました。

↑今では境内社としては八坂神社と稲荷神社です。

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↑参道のタブノキは二本の木に見えますが、根本近くから二股に分かれているということです。

幹回りは北側も南側も5メートル以上あり樹高はともに約22メートルあります。

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樹齢は約300年という表示板と400年という表示板もありました。

いずれにしろ江戸時代の当初か中期にはあったということになります。

高麗川神社があるのは、高麗川駅の南西になりますが駅改札口はその西口にしかありません。

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この日は、駅東側にある日高市立図書館も入っている日高生涯学習センターの方から来ていました。

↑その前には橋が架かっており、Googleマップによると小畔川のようです。

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ちょっと上流に向かい辿ってみようと西に行きました。

↑南北に走る八高線の下から流れてきており、高麗川駅すぐ近くとはいえ東口がないせいもあり、のどかないい景色です。

線路で先に行けないかと思いましたが、少し左にくぐる歩行者と自転車用の通路があり、しかも先程の川というか水路の上のようです。

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西側に出てもまだ暗渠となっており、上部は自転車置き場などで利用されています。

↑先程の高麗川神社前を通る埼玉県道30号飯能寄居線を越え、同じく15号川越日高線も過ぎると川の水面が見えてきます。

それにしても、宮沢湖からの水の流れだという小畔川にしては細すぎる気がします。

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↑さらに県道30号新道からは川という感じではないようなので、これ以上は行くのはやめました。

戻って国土地理院地図も調べると、生涯学習センターより1キロ程下流の同じく日高市学校給食センターのところで、小畔川は2本の川が合流しています。

その南側の流れの方が小畔川本流かと思われます。

では、Googleマップの表記は何だったのでしょうか。

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