市立公園やトトロの森だけじゃない多摩湖北側おさんぽコースの奥の深さ
所沢市ホームページに10のおさんぽコースが載っています。
そのうちの、狭山湖とトトロの森コースを一部歩いてみました。

西武球場前駅から下山口駅まで大回りするので9キロ程の道のりがあります。
狭山湖やトトロの森1号地などは何回か行ったこともあるので、逆向きに下山口駅から行きたいと思います。

↑しばらくは住宅地の中の舗装された道路を進みますが、途中からいよいよ南方に向けて土の登り道になります。
狭山丘陵で、開発されたところとは景色が一変するのが面白いところです。

↑急に展望が開け広場になっています。
まずは目指していた「見晴らしのよい丘」に到着です。

↑「まちなみと狭山湖の堰堤が見える」とありますが、ちょっと想像とは違いましたが嘘ではないです。
その通りではあります。

ほぼ反転するように北西方向に斜面を下っていくと、再び舗装された道路になります。
↑地図にもあった栗原しいたけ園は、その名の通り椎茸狩りができるようです。

↑ルートからは外れますが、南向きに湿地帯にセットされる木道のようなものがあります。
小川が流れており、いい感じのところです。
少し進むと堰堤のようなものがあります。

直進はできないようなので、回り込んで左側から見てみました。
アースダムのような形ですが、ため池でもなさそうだし、土石流のための砂防ダムとも思えません。

↑上部は歩けるようにも見えますが、先が木に隠れて進めなさそうです。
ここでは諦めて、地図のルートに戻りました。
しばらく案内となる道しるべがなく、舗装された道路を進み、道が違うのではないかと不安になっていました。

↑やがて、土の山道に入る入り口があり、再び景色は一変します。
フェンス越しに不自然な広がりがあり、池でもあるかと思えば西武園ゴルフ場でした。

↑狭い通路を下りて行くと、狭いながらも田んぼです。
稲穂が刈られて既にないのが残念ですが、いい景色です。
ルートの方はさらに菩提樹池へと続いているのですが、所用もあるので下山口駅へショートカットしようと思っていました。

↑しかし、駅を向かう途中で先程の堰堤らしきものが、東から西方に続いているようです。
地図をみると、「アルペンルート(水道路)」とされているようです。

↑西に向けて登り坂ですが通れそうです。
行ってみると畑の中ののどかな風景がありました。

↑振り返ってみると、こんな感じです。
どうやら、狭山湖である山口貯水池の水を東村山浄水場へ運ぶ導水管を通す敷地のようです。
先程のアースダムのようなものは、管の高低差を避けるためのものだったのでしょう。

↑キリがないので、地図の「ア」の文字の辺りで下山口駅方面に戻ることとしました。
ここからは畑越しに、所沢駅周辺のタワーマンション群を見ることができます。

↑途中のCorotと書かれた古民家付き貸し農園にあった木です。
ケヤキのようですが、幹のほとんどが皮だけのようになっており樹木の力強さを感じます。
.
.
.
« 古市場のヒイラギと新河岸川の旧流路沿いの氷川神社と南古谷神社 | トップページ | 想像以上の山の上にあり急斜面を90メートルも登る瀬戸雷電神社奥社 »
「51埼玉県」カテゴリの記事
- 8年ぶりに入間航空祭2025を2キロ離れて見てみるとどうか(2025.11.09)
- 大滝白滝不動滝の三滝と白雉創建という高山不動尊の大イチョウ(2025.10.26)
- 東松山の市民の森の山道になぜか並走する舗装道と見晴らし台(2025.10.12)
- ハイキングのまち越生の100メートル毎に登っていく大高取山(2025.09.21)
- 博物館らしくはない里山さいたま緑と森の博物館(2025.07.06)
「水道水の流れ」カテゴリの記事
- 市立公園やトトロの森だけじゃない多摩湖北側おさんぽコースの奥の深さ(2022.10.23)
- 利根川の水を東京都の水道水に利用できる仕組みとしての利根大堰(2019.09.01)
- 埼玉県にあるのに東京都の朝霞浄水場から都内への水道管のシールドトンネル工事が行われていた(2018.03.04)
- やんばツアーズの八ッ場ダム工事現場見学会はとてもいいし、また行きたくなる(2017.09.17)
- 相模原沈殿池の水は横浜水道みちを流れてきたのではなく、相模原浄水場も関係なかった(2017.08.06)
« 古市場のヒイラギと新河岸川の旧流路沿いの氷川神社と南古谷神社 | トップページ | 想像以上の山の上にあり急斜面を90メートルも登る瀬戸雷電神社奥社 »

コメント