阿須丘陵へのあけぼの子供の森公園からの急な登り坂のハイキングコースと眺め
入間川右岸側の飯能市と入間市の境界辺りの埼玉県道195号線沿いにはCAINZカインズがありましたが、となりにBelcベルクも開店していました。

同じ飯能市内の宮沢湖近くにムーミンバレーパークができたので、すっかり影が薄くなってしまった「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」がこれらの店舗のすぐ近くにあります。

トーベ・ヤンソンとは北欧の童話作家で、ムーミンの原作者です。
平成9年に開園した時は、あけぼの子どもの森公園でしたが、平成29年からトーベ・ヤンソンの名が付きました。

↑公園内には、きのこの家は有名ですが、小さいながら滝もありました。
この公園の基本理念は自然との共生、自我と自由との共存です。
これは開園当時、トーベ・ヤンソンとの手紙のやり取りから生まれましたと案内板にはありました。

↑北の阿須丘陵の方に向けては、公園の区域外に出てしまうようですが、階段がありました。
想像以上の急斜面で途中引き返そうかと思うほどでした。

公園は入間川沿いですので比較的標高の低い80メートル程度のところから、一気に140メートルまで登ってきました。
↑階段を下の方に見ると、逆に下るのが怖いくらい急斜面です。

↑その分、景色は良く、遠くまで見渡せます。
もう公園の外に出てしまっているようですが、「ハイキングコース2番」との表示がありました。
ここから先は階段ではなく、山道の登り坂なので若干登りやすくなりますから先に行ってみることとしました。

あまり人の通っていなさそうな道を進んでいくと、やがて3番との表示のある少し人通りのありそうな道に出ました。
↑なんか既視感を感じたのですが、以前に仏子駅から桜山展望台まで登っていくとき通った道です。
いつだったのかと戻ってから確かめてみると、7年も前のことでした。

↑ハイキングコース番号についても調べてみたら、「阿須丘陵ハイキングコース あけぼの・桜山・万葉コース」でした。
加治・美杉台まちづくり推進委員会によって設定されていることは予想外でした。
ついに標高は170メートルまで上がってきていました。

行ったことのある桜山展望台には行かず、6番のところから駿河台大学の方に向かいました。
↑途中尾根道を通っていくと、両側が谷のような斜面になっていて、スベると怖いようなところもありました。

↑入間川沿いまで戻り、北側の左岸に渡って阿須丘陵を見てみると、川から山がすぐ近くにあります。
知りませんでしたが、ここには木造の人道橋が架かっていました。
木製といっても、橋脚はコンクリート製の頑丈なものです。

入間川は大雨の時は結構水位が上がるはずですから、沈下橋でしょう。
飯能市は飯能駅から先にある山々のイメージが強いですが、手前の駅周辺にもいいところがあります。
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