柳瀬川駅周辺の水谷東地域都市計画により富士見橋から直進する道路と水谷調節池関連工事
柳瀬川駅と志木市役所との間の柳瀬川左岸側は志木市ではなく富士見市であり、調節池の工事が行われていることを前回見てきました。
浦和所沢バイパスとの間には水田が広がっています。

東武東上線より南側バイパス沿いには大規模な店舗等がありますが、この北側にはあまり有りません。
調節池以外では開発計画等あるのか調べてみました。
富士見市では富士見市都市計画マスタープランを令和3年に策定しており、そこに水谷東地域のまちづくりの方針もあります。

水谷柳瀬川ゾーンは大規模な産業施設の立地を誘導し新たな産業の拠点を形成とされています。
富士見橋通線は幹線道路整備を推進とされています。
この道路は志木駅周辺から東上線に並行して通っているユリノ木通りが、柳瀬川を渡ると狭くクランク状になりバイパス手前で渋滞している道です。

↑富士見橋から見ると、現道は左に曲がっていますが先に直進するための盛土が進められています。
富士見3・4・8号富士見橋通線しては幅員18メートルのバイパスまでの区間ですが、その先も富士見3・4・9号水子鶴馬通線として16メートルの計画線はあります。
みずほ台駅東口近くや鶴瀬駅の方のヤオコー富士見羽沢店前など、ところどころで開通しています。
調べていたら、この富士見橋通の工事現場で産廃入りの土があったということで工事は中断したとの記事が2月にありました。

↑この件とはとは関係ないのでしょうが、柳瀬川沿いの工事現場では調節池の地盤改良工事が行われています。
水田だったところを、単に囲って水を貯める調節池にするわけにはいかないのでしょう。

改めて見ると、やはり2.6ヘクタールは広いです。
先程の富士見橋と調節池の間では堤防の天端の舗装工事も行われます。

こうした川では両岸とも舗装された歩行者自転車専用道となっているところも多くあります。
ここでは右岸はそうですが左岸は砂利道でした。
その舗装するにあたり、高さも若干上げられるようです。

現在はここは通り抜けのできる道路になっているようで、自動車が通ってきてびっくりしました。
右岸側は以前に柳瀬川を東村山から新河岸川合流地点まで走ったことがありますが、富士見橋を渡り寄ってみました。

↑こちらも遊歩道の整備工事を行うということです。
というか、左岸は工事していないので通行できましたが右岸は工事中で通行止めです。
再び左岸に戻って富士見橋から高橋に戻りました。
途中で右岸側を見てみると、水路の流れ込む辺りも工事中のようです。

合流部に土嚢が数多く積まれているのが見られますが、これは大雨時の柳瀬川から水路への流入を防止するためでしょうか。
この上流は、いこいの小径やマロニエ通りとなっていますが、志木市民体育館にあった大堰溜を水源とした江川堀が館大排水路となったものだそうです。
通行止めで立ち寄れませんでしたが、その江川堀に架けられていた小橋の石橋供養塔が右岸沿いにはあります。
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