有間ダムのある飯能市水道の入間川からの取水口と曲竹での美しい蛇行
飯能市には名栗湖があり有間ダムがあります。
埼玉県営ダムですが、飯能市の水道事業はその水で賄われいて十分あるのでしょう。
ただし、水利権って意外とややこしく、想定外のこともあるのでちょっと確認してみました。

↑埼玉県道70号飯能下名栗線からの入間川というか名栗川の左岸です。
350号南飯能線が分岐する小瀬戸交差点のところになります。

↑扇橋から下流右岸に小岩井取水場があり、そのための小岩井取水堰もあります。
Googleマップでは新寺取水堰と表示されています。
水利利用標識があり、飯能市の最大取水量は秒当たり0.366立法メートルとされています。

この数値が多いのか少ないのか調べてみると、飯能市ホームページによれば市水道事業としての水利権が0.5255立法メートルです。
有馬ダム建設のより市の75%にあたる0.4立法メートルの水利権を取得したということですから、飯能市水道はダムにより安定したと言えます

↑堰の全体像が見えるように少し下流側から見ています。
手前にあるのは洪水対策としてに小岩井監視場です。
川の水は飲み水として貴重であるとともに、水害としては危険なものとなりますから、まさに諸刃の剣です。

↑県道に戻ってみて、「熊」という字が見えた気がしたので、まさかと思い近づいてみました。
確かに、原市場東自治会名で熊出没注意と書かれています。
山に入らないようにしてもう少し川を見てみます。

↑このすぐ上流の県道から下流方面を見ると、名栗川は右の方大きく蛇行しています。
入間川の飯能からの上流部は名栗川と呼ばれています。
上流方向を見ると、逆に左から大きく曲がっています。

ここにあるバス停は「曲竹」といいます。
変わった地名なので調べたら、自治会ホームページで地名の由来がありました。
そこから上流すぐ先は右から流れて来ています。

河原から見上げると、蛇行する川が崖の下を曲がりくねっている様から曲岳(嶽)ということです。
字名は竹際(岳際)となっています。
さらに上流もちょっと気になるので見てみました。

県道70号を1キロほど行ったセブンイレブン原市場店のある辺りです。
確かにところどころ川は曲がってはいますが、通常の川と同じような感じです。
それより、熊注意というようなところですがセブンイレブンがあり安心しました。
ただし、飯能市と言えどもここより上流にはコンビニはないようです。
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