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2021年6月27日 (日)

伊勢塚のある御伊勢塚公園と小畔川の両岸にある調節池

JR川越線的場駅周辺で北西に向けた「おいせ橋通り」という道がありました。

越辺川、入間川の支流である小畔川に架かる「御伊勢橋」を通るようなので、立ち寄ってみました。

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↑川沿い右岸には「御伊勢塚公園」がありました。

ここには当然に伊勢塚があったということなのですが、富士塚と違ってあまり聞きなれない言葉です。

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御伊勢塚の由来については、土地の人たちが御伊勢参りをしたくても、”抜け参り”は御法度であったため、この地に御伊勢さんをお祀りした、

御伊勢参りの代わりとしたことから、この名がついたと書かれていました。

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↑正面とは別に左側にも登山道があります。

抜け参りとは、お伊勢参りに親や主人、または村役人の許可なく行くことですが、江戸時代に流行ったお蔭参りのことを言うこともあるといいます。

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↑川越市の公園になっていますから、頂上には祠などはありません。

最初に見た案内板には、霞ヶ関の的場には「的場六十六塚」と言われるほどたくさんの塚があり、御伊勢塚もその一つですとも書かれていました。

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↑御伊勢塚公園には大きな修景池もあります。

というか塚よりも池の方がずっと広く、5.7万立法メートルの水を貯められる小畔川の調整池です。

奥に川との流出入口が小さく見えますが、川の方を見てみます。

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↑小畔川右岸沿いから公園の方を向いているのですが、予想外に狭い水路です。

急がない川への流出には使えるかもしれませんが、川の増水時の流入には使えそうもありません。

周囲を見渡しましたが流入口はわかりませんでした。

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↑川の左岸側にもこちらと同様のものがあるようです。

小畔水鳥の郷公園となっており、こちらは公園の大部分が池となっています。

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川越市ホームページのよると、大規模住宅地開発に伴い設置された雨水調節池の周囲を散策路として整備した公園とありますから、目的がわかりました。

確かに、池沿いには団地も見られます。

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窓から目の前にこの公園があるというのは、素敵な環境でしょう。

「かわつるグリーンタウン初雁」という名が付いているようで、おかしな名前かと最初は思いましたが、川越と鶴ヶ島で「かわつる」ということなのでしょう。

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↑こちらにも水門がありますが、御伊勢塚公園の調節池で考えていた流入口の件は、小畔川の水を引き込むことよりも川に一気に水が流れ込まないようにしているのかと気付きました。

所沢の東川で流入口を多く見たため、調整池や調節池の意味合いを広く考え過ぎていたようです。

7.5万立法メートルもの水は貯められるといいます。

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