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2021年6月13日 (日)

見沼田んぼ北東端の七里総合公園と環境広場という処分場とホタルの里

さいたま市にある「見沼田んぼ」は、都心からさほど離れていないのに自然の残る貴重な空間です。

そこには2本に分かれて流れる見沼代用水の東縁と西縁がありますが、東縁沿いに「七里総合公園」があり立ち寄りました。

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↑公園は用水東縁と加田屋川に挟まれた細長い敷地ですが、南側(地図の下側)の入口から入っていきました。

池があり木道が架けられています。

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野鳥保護ゾーンということになっています。

ここはこうした湿地だったところを公園にしたのでしょうか。

水路で繋がっているその先には親水ゾーンがあり、こちらは中に入っていいようです。

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平成12年(2000)に開園した公園で66000平方メートルの広さがあります。

思ったよりも歴史の古くない新しい公園のようです。

この辺り一帯では、見沼田んぼをステージに日本一の桜回廊をつくろうという取り組みが進められているようです。

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この図にあるように、ここはその北東になります。

加田屋川より西側には広い空間があり、自然保護ゾーンと多目的グラウンドになっています。

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↑公園の北端まで来たので、加田屋川を南に振り返って見ています。

右側のグラウンド等のすぐ南側は「環境広場」という、やはり広い空間がありますが何なのかと思いました。

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↑中には入れなくなっていましたが、予想外というべきなのか、やはりというべきなのか微妙ですが、廃棄物の処分場ということでした。

環境広場という名の、さいたま市の一般廃棄物最終処分場で焼却灰などが平成8年(1996)から埋め立てられています。

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さいたま市の最終処分場はこの「環境広場」と「浦和フェニックス」の2箇所のようです。

両方とも面白いというか不思議なネーミングです。

そこから道路を挟んだ南側は見沼田んぼなのですが、そこには再び逆に予想外のものがありました。

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「大谷ホタルの里」という、さいたま市による自然に親しみ清流を復活させるモデル事業が行われています。

ホタル池やホタル水路と名付けられた池などがあります。

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七里総合公園には結構人がいましたが、こちらは少し離れているためか人通りもほとんどありません。

トンボ池や水鳥の池もあります。

見沼代用水東縁沿いに戻り、見沼田んぼ越しにホタルの里のある森の方を見てみますが、この周囲は元々このような風景の広がるところだったのでしょう。

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海沿いにある東京23区のように埋め立てて廃棄物処分場を作れないところで、かつ山林の谷戸もないような地区では、このような田園に廃棄物処分場を作るのはやむを得ないことなのでしょう。

人が生活していくためには必要なものですから。

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