フォト
無料ブログはココログ

ポタリングブログのランキング

« ふじみ野市の川崎にある白山神社の明治時代には珍しかった石鳥居と江戸時代から栄えた福岡河岸 | トップページ | 東川地下河川の案内板とは違った流入立坑の場所と国登録有形文化財の旭橋 »

2021年5月 2日 (日)

所沢市街地では河川拡幅できない東川の地下河川の水の流れ出るところを探す

東川は狭山湖付近を起点とし、所沢市内を東に流れ、所沢インター近くで柳瀬川に合流する河川です。

半年ほど前には日和田に新たに造られた調節池を見たところです。

Img_1474-500x375
↑あけぼの橋というその2キロほど上流の、セブンイレブンとファミリーマート所沢牛沼店が橋を挟んで斜向かいにある牛沼小通り・カルチャータウン通りのところでは、ある程度広い川幅があります。

しかし、洪水被害に対処するために川幅を広げたくても、さらに上流の所沢中心市街地を通る部分は拡幅困難であるため、地下河川化を図ったといいます。

Img_1477-500x375
↑500メートルほど上流の中橋の先に、地下河川から合流に対応するために川底にブロックが設置されているのが見えます。

左側には合流口も見えます。

Img_1485-500x375
↑右岸側の柵の中には排水立坑が造られており、ここまでシールドトンネルにより地下河川ができています。

排水立坑は内径13メートル、立坑高23.4メートル、側壁厚1.5メートルもあるといいます。

東川地下河川は平成24年度全建賞を河川部門で受賞しています。

Img_1490-500x375
↑左岸から合流口を見てみました。

水は出ていませんが、排水している時は迫力があるのでしょうか。

下は見えないにしろ、排水立坑の様子を見に再び右岸の立坑裏側に行ってみました。

Img_1494-500x375
↑左側に東川はあるのですが、全くの住宅街の中であり言われなければ、ここに排水立坑があるとは思わないでしょう。

地下河川内に貯留した水はポンプにより排水するのでしょうが、そのための設備らしきものが見当たりませんでした。

電話ボックス程度の大きさの操作板はあります。

Img_1492-500x375
↑このすぐ上流には加美橋があり、この辺りからは地下河川が整備されたことにより、少し川幅が狭くなってきています。

というよりは、この川幅であったものを排水立坑より下流では拡幅して広くしたというのが正しい発想でしょう。

Img_1499-500x375
↑さらに200メートルほど上流では左岸から支流が合流していますが、その先の川幅はさらに狭いです。

この辺りは地下河川ができていなければ、大雨の増水時には結構水嵩は増していたことでしょう。

後日、上流にある流入立坑も見に行きたいと思います。

.

.

.

 

« ふじみ野市の川崎にある白山神社の明治時代には珍しかった石鳥居と江戸時代から栄えた福岡河岸 | トップページ | 東川地下河川の案内板とは違った流入立坑の場所と国登録有形文化財の旭橋 »

51埼玉県」カテゴリの記事

土木」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« ふじみ野市の川崎にある白山神社の明治時代には珍しかった石鳥居と江戸時代から栄えた福岡河岸 | トップページ | 東川地下河川の案内板とは違った流入立坑の場所と国登録有形文化財の旭橋 »