ちょっと来るのが早かったか富士見市せせらぎ菖蒲園と紫陽花の名前と漢字の不思議
富士見市が市制施行20周年記念して整備したという山崎公園、通称せせらぎ菖蒲園に行きました。
と言っても、富士見市は昭和47年(1972)からですので、整備されて既に30年近く経っています。
昭和31年(1956)に鶴瀬、南畑、水谷の3村が合併して富士見村となり、昭和39年(1964)富士見町、そして8年後に市になりました。
↑通称と言いながらも大きな石碑に「せせらぎ菖蒲園」と刻まれていますから、花菖蒲が期待できます。
公園内に、広さ1000平方メートルの菖蒲田があります。
八ツ橋もあるのですが、新型コロナの3密対策として、その八ツ橋部分は立ち入り禁止となっています。
雨も降っていて人はいませんでしたから、入っても3密は大丈夫でしょうが、やはり外から観賞することとしました。
パンフによると花菖蒲の見頃は5月下旬から6月とありましたが、まだちょっと早かったようです。
5000株60種類も植えられているといいますから満開となると壮観でしょう。
区別が難しいですが、アヤメは乾燥地に5月上中旬に咲き、花菖蒲は湿地に咲きます。
カキツバタは湿地に5月中下旬に咲くとのことです。
↑渓流ゾーンもあり、気付かず行きませんでしたが、奥には滝もあるそうです。
もう一つのこの時期の花も見ようと来ました。
↑アジサイです。
アジサイは日本の花だったはずですが、漢字では「紫陽花」と書きます。
この音と漢字の結び付きの無さというか不自然さが気になっていました。
wikiによれば、日本最古の和歌集である万葉集では「味狭藍」「安治佐為」、平安時代の辞典である和名類聚抄では「阿豆佐為」と書かれており、藍色が集まった集真藍(アヅサイ)から来ているようです。
「紫陽花」は唐の詩人がライラックに付けたものが、誤って伝わってしまったといいます。
↑残念ながら、こちらの紫陽花もまだ見頃前のようです。
花の色は前回も触れたように、土地のpH値で変わっていくもので、酸性だと青色に、アルカリ性だと赤色になります。
リトマス試験紙の逆です。
↑山崎公園は新河岸川に沿って広さ1、2ヘクタールあり、公園から斜面を上がっていくと住宅地となっています。
隣接して山崎公園植物園もあります。
公園の一部かと思ったら違うようで、土地所有者の好意で借地しており、珍しいサクラやモミジがあると富士見市による説明板に書かれていました。
山崎公園という名も地名でもないし不思議でしたが、ひょっとして土地所有者の名前なのでしょうか。
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