清瀬市下宿にあるのに上宮という名の上宮稲荷神社
急に暖かくなり3月20日頃に一気に咲いた東京の桜は、その後に寒い日が続いたせいか、2週間経ったのに花がまだ咲いています。
また、風に舞い散る花びらもキレイです。
清瀬市下宿の旭が丘交番交差点前のこの高台には神社があります。
鳥居には上宮稲荷神社と書かれています。
東京都神社名鑑によると、鎮座地が下宿の上なので上宮稲荷と称せられているということです。
上、下という名は、川沿いや街道沿いにあるようですが、ここでは何をもって「上」なのでしょうか。
近くには空堀川と合流した柳瀬川が流れていますが、清瀬市下宿という地域内でのこの位置から見れば、この神社のあるところは上流側になります。
それで上なのでしょうか。
そう考えてみると、「下宿」というのも気になってきます。
↑上宮稲荷神社には宝物殿がありますが、中は見ることはできません。
ところで、空堀川の上流に「上宿」があるのでしょうか。
小平市小川町には上宿図書館という名の図書館がありましたし、上宿小学校もあったはずです。
↑神社の御神木は、樹齢235年で老木のため伐採されたようです。
平成22年(2010)伐採ということは、1775年からの木ということになります。
神社は寛永年間の1624年の創建と伝わっています。。
↑境内には遊具もありますが人影はありません。
上宿の話に戻りますが、位置的には小平市の西端で、西武拝島線の東大和市駅の近くです。
空堀川の上流方面とはいえますが、川からは2キロほど離れています。
そもそも、宿といいますが両者を繋ぐ街道があったのでしょうか。
鎌倉街道からは離れている気がします。
↑高台にあるから、「上」という方が分かりやすいのでしょうか。
上下というのは、人間関係でもいずれにおいても難しいのかもしれません。
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