富士見市にある関東に2つしかないという阿蘇神社は境内社が数多い
埼玉県富士見市東大久保の道路を車で走っている時に、「鎮守阿蘇神社入口」という看板を見かけました。
阿蘇神社とは珍しいなと立ち寄ってみました。
関東には、羽村市とここにしかないそうです。
富士見市の観光パンフに、そのように書かれていました。
松の木が立派だなと思い参道を進むと、手水舎の横にある境内社がいくつも並んでおり印象的でした。
神社の説明板には境内社の名として、八坂社、山神社、子安社、疱瘡社、稲荷社、琴平社と書かれています。
阿蘇神社の祭神は阿蘇比女之命(アソヒノミコト)といい、女性の神です。
阿蘇神社という名から、阿蘇山が御神体なのかと思っていましたが、神武天皇の孫が神となる神話があるようです。
そして、こちらの祭神は、そのストーリーにある健磐龍命の妃となります。
↑拝殿と覆殿と隙間から見える本殿は趣があります。
さらに、この参道の左にも鳥居があって、もう一本の参道があります。
↑そちらの参道の奥にあるのは、明石稲荷と八坂神社です。
↓さらに境内の左の方には、笠森稲荷と弁天様です。
阿蘇神社は、さほど広くもなく、よく見かける地元の鎮守ですが、本当に境内社は多いものです。
永正元年(1504)に創建されたとされています。
↑保存樹木となっているクスノキも立派です。
周辺には、菜の花が数多く咲いていました。
先程も触れた富士見市のパンフレットによると、この周囲は田んぼであり、例年「東大久保菜の花フェスタ」が開催され、熱気球によるフライトもあるそうです。
今年は新型コロナウイルスの影響でフェスタは中止となっています。
ただし、市HPによると、3月20日から4月5日まで、菜の花積みは無料でできるようです。
それにしても、富士見市の東大久保、南畑地区はいい意味で田舎の風景が残っていて、とてもいいところです。
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