ヘリテージとプレステージの2ブランドとしてThe Okura Tokyoになったホテルオークラとそこにある庭園
ホテルオークラといえば、日本を代表するホテルの一つです。
それが2019年9月に「The Okura Tokyo」に生まれ変わったといいます。
海外を中心に展開していた「オークラ プレステージ」ブランドと新たに創設された「オークラ ヘリテージ」ブランドの2つのブランドを一体で運営するショーケースとなるホテルだということです。
↑左が「オークラ ヘリテージウイング」で、17階建に140の客室があります。
右が「オークラ プレステージタワー」で、41階建に368の客室があります。
↑高層棟であるこちらの客室は28階以上に配置され、その下はオフィスとなっています。
一方、中層棟のヘリテージウイングの方は、日本の美のエッセンスで創り込む唯一無二のラグジュアリーホテルということで、オフィスとの併設ではないというこだわりがあるようです。
2.6ヘクタールの敷地面積のうち1.3ヘクタール余りを緑地・庭園としました。
ホテル庭園というと、2年前に見てきたホテルニューオータニ庭園が有名ですが、こちらにはオークラ庭園が整備されました。
滝、池、湿地などの水の動きや流れを石や砂利を用いて「水の道」として、枯山水の庭園としたといいます。
竹林の間の通路は、プレステージタワーのオフィスの入口へと繋がっていました。
同じプレステージタワーの宴会場ロビーへは別の入口となっています。
そのロビーからは庭園が目の前に見られるようになっています。
この「水」の流れは広い芝生へと繋がっていきます。
高いところにある滝らしきところからの「水」の流れも表現されています。
石もうまく配置されています。
実は調べてみると、2つの建物の南西正面の「オークラスクエア」にある水盤が水流の起点ということで考えられているとのことでした。
その水盤の前にある、最初の写真からその存在感が強く感じられる「大倉集古館」も、不思議ないい雰囲気を醸し出しています。
明治から大正時代の実業家である大倉喜八郎の作った日本初の私立美術館です。
ホテルオークラの創業者は大倉財閥の二代目である大倉喜七郎です。
↑敷地南である左に残っている別館は「ホテルオークラ東京別館」という名の別ブランドになりました。
その別館建物の敷地内東側には、狭いながらもこちらにも日本庭園がありました。
和の庭園が都心にあるのは嬉しいことです。
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