入場者が減少傾向という入間航空祭2017に3年ぶりに行ってみれば逆に増加して客層も変化
入間基地の入間航空祭には4年前(2013年)に初めて行きましたが、その年はテレビドラマ「空飛ぶ広報室」が放映され、32万人という入場者で大混雑でした。
西武池袋線もその影響でダイヤが乱れて、下り臨時改札口から基地内の会場に行く踏切が開かなくて大変だったものです。
しかも、ブルーインパルスの展示飛行はドクターヘリが飛行したことから途中で中止になったので、3年前(2014年)にも見に行ったところ、入場者はやはり29万人で大混雑でした。
人混みは嫌いなので、それからは2回連続で行きませんでしたが、その間の入場者は20万人、13万人と減少したといいます。
↑このペースなら今年は10万人割れかなと思い、3年ぶりに行ってみることにしました。
午後のブルーインパルスの演技直前に到着したのですが、あまり混雑ぶりは変わっていません。
西武池袋線稲荷山公園駅は混雑すると思い、新宿線狭山市駅から早歩きで20分ちょっとでしたが、こちらから歩いている人はむしろ増えているように思えました。
↑13時5分のウォークダウンが始まる頃に到着しましたが、13時25分ようやく出発です。
なるべく空いているところを探して、エプロンの一番北寄りから見ることとしました。
これまでの経験から滑走路の南から北に向けて離陸するので、見やすい南側が混雑すると思ったからです。
↑離陸前にもスモークを噴き出して、いよいよ離陸ということですが、今日は北から南に向けて離陸のようです。
考えてみれば、航空機は向かい風になるように離着陸するのですから、風向きで方向が変わるのは当たり前です。
これまで1.5回ブルーインパルスを見て感動したものの、実はあまり印象が残っていません。
↑なぜかと思えば、こうしてブルーインパルスの機影を撮ろうと必死になって、あまり演技を見ることが出来ていなかったのです。
ですから、今回はカメラ越しではなく、じっくり目で見ることとしました。
そして、スモークで作られた雲の模様というか造形を中心に写すこととしました。
おかげで、目の前で向かい合う2機がギリギリにすれ違ったり、背面飛行や90°ずつ回転しながら飛ぶアクロバット飛行をじっくり見ることが出来ました。
↑2機でハートを空に描いていきます。
バーティカルキューピッドという演目だそうですから、どうなるのか楽しみです。
↑別のもう1機がハートに矢を射抜きます。
これで終わりかと思いきや、射抜いたのでハートの裏側から矢の先が出てきます。
技に手が込んでいます。
11月3日は晴れの特異日だといいますが、本当にいい天気で雲がほとんどありませんから、よく見えます。
続いては、空に花を描いています。
次に、スタークロスという大きな星を描いていきます。
5機のブルーインパルスによる大技です。
大きすぎて写真に収まりきれません。
こうして楽しいブルーインパルスの展示飛行も14時過ぎに終了し着陸しました。
ここで帰る人も多数いますが、以前までと比べて残っている人も大勢います。
機内展示されていた入間基地の主力機種である輸送機「C-1」は、ブルーインパルスの飛行中はこうして近づけませんでしたが、この後は規制線の輪が小さくなり、多くの人が内部を撮影していました。
他の基地から来ている航空機が帰投するところを見るのを楽しみにする人は、以前から多くいましたが、一部のファンという感じで、そんなに多くはいませんでした。
戦闘機「F-15J」と「F-2」の帰投が14時40分から55分に行われることがパンフレットにも書かれています。
これを待っている人が多くいるようで、F-15Jがエンジンの高音が響くと、何重にも人集りが出来ていて近づくのも難しいほどです。
やはり、無理して離陸するところの写真を撮ろうとせず、じっくり見ることとしました。
F-15Jが、そしてF-2が轟音とともに離陸して行きました。
↑ですから、飛んで行った後のこんな写真しかありませんが、3年前にはもっときれいなF-2の写真が撮れました。
でも、カメラに集中していない分、離陸の轟音とスピード感は今回の方が体感することができました。
↑その帰投直後の様子ですが、こんな多くの人がいました
結局、入場者数は13万人から逆に21万人に大きく増加したといいますし、これまでの入間航空祭とは雰囲気や客層が変わったようです。
航空機マニアが増えたのでしょうか。
実はこの後の場内の様子も以前とは違っていました。
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