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2017年10月 9日 (月)

豊洲市場は敷地が広く一つの建物はとてつもなく大きいが、何もない空間もある

臨海副都心から自転車で豊洲市場に向かっていき、南側から新しく出来た富士見橋を渡ると、豊洲埠頭の敷地となります。

新しい豊洲市場の巨大な建物が見えてきます。

まず、右側に見えるのが「水産卸売場棟」です。

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マグロなどの水産物のせりをはじめとした取引が行われる場所です。

ここでは、見学者用デッキからマグロのせりを間近で見られるようになるといいます。

建築面積約49000㎡、延床面積約125000㎡、5階建です。

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↑道路を挟んで、豊洲埠頭の先端部は公園になっています。

埠頭全体をぐるっと囲むように、「豊洲ぐるり公園」として整備されています。

まだ、市場の建物の周囲には入れないので、ぐるりできませんが、敷地面積は約8.5haで、平成29年7月7日に一部開園しています。

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↑西に向けては東京湾となっていますから、レインボーブリッジがよく見えます。

↓公園の隣にあるのが、「水産仲卸売場棟」で、水産の仲卸店舗が集まる、豊洲市場で一番大きな建物です。

ここは、街の魚屋、寿司屋などが、水産物を仕入れに来る場所です。

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建築面積約70000㎡ 、延床面積約177000㎡ 、5階建です。

建築面積だけで7haですから巨大な建物です。

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↑まず最初に裏側を見た、道路を挟んだ向かい側の「水産卸売場棟」ももちろん巨大です。

これらの建物に謎の「地下空間」があると話題になりましたが、この大きさの建物を間近で見ると、地下ピット(地下空間)なしでこの建物が建つわけないなと感じられます。

その隣にあるのは「管理施設棟」です。

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東京都や各事業者の事務所をはじめ、都のPRルームや飲食店などが入ります。

建築面積約5500㎡ 、延床面積約24000㎡ 、6階建です。

十分に大きい建物なのですが、他の建物が巨大すぎるので小さく感じられます。

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↑水産仲卸売場棟のところに豊洲市場の正門と書かれていました。

↓閉鎖されていますが、中は当然に整備されています。

東京都により9月に地下ピットの床のコンクリート敷設工事の入札が行われましたが、4件では「1社入札」だったので、新たな方針により再入札となり、工事完了予定も来年6月上旬から遅れそうということです。

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この水産仲卸売場の端には、地下ではなく地上に不思議な空間があります。

↓「千客万来施設」が出来る予定の敷地です。

万葉倶楽部株式会社が50年間の事業用定期借地権方式により、都から土地を借り民設民営で施設を整備することとなっていました。

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年間138万人の来場を見込んだ商業施設と、年間55万人の来場を見込んだ温泉・ホテルができる予定です。

しかし、「地下空間」の問題とともに、築地再整備により「食のテーマパーク」を作る話も出てきてしまいました。

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事業者としては果たして採算が取れるのかを見極めたいということでしょう。工事はされていません。

↑豊洲市場内では立地的には非常に良いところで、交差点の斜向いから見てみると、ゆりかもめ「市場前駅」の目の前で、ペデストリアンデッキで繋がるようになっています。

上にチラッと見える影は「ゆりかもめ」の橋梁で、左が国際展示場、右が豊洲方面です。

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↑さらにこの交差点は交通の要衝となるところで、千客万来施設の横の道路の先は豊洲大橋で、この道は環状2号線です。

こちらも築地市場の豊洲市場の移転時期によっては、全通が遅れてしまいます。

いろいろな意味で、豊洲と築地は関連しているようです。

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↑ゆりかもめ市場前駅の南東にあるのは「青果棟」です。

この手前にも、駅の目の前だというのに空いた空間があります。

ここも千客万来施設の予定地ですが、こちらは事業者も決まっていないようです。

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↑「青果棟」は野菜や果物などの青果物を扱います。

国内外の品物を集めて取引を行う卸売場と、飲食店や八百屋などが品物を仕入れに来る仲卸売場が、こちらは同一敷地にあります。

建築面約58000㎡、延床面積約97000㎡ 、3階建となります。

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↑青果東門横の市場敷地内にはガソリンスタンドもあります。

おそらく豊洲市場開場を見込んで、ここに店を出したのでしょうから、早期の開場を望んでいることでしょう。

その前の道路は、3連休だということもあるのか、思った以上の交通量がありました。

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↑青果棟の裏側にまわると、やはり建物の大きさを感じるとともに、東雲運河に沿って豊洲ぐるり公園が整備されているのが見られます。

ここ木遣り橋の上空には首都高速10号晴海線の豊洲出入り口があります。

その晴海までの延伸工事が行われています。

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ゆりかもめ橋梁が左右方向に通っており、その上に奥の晴海に向かい首都高が建設されています。

一般道の晴海大橋は既に開通しています。

ところで、この日は最近流行りの自転車シェアリングで走りました。

この「江東区臨海部コミュニティサイクル」は、どこのサイクルポートでも自転車のレンタル・返却ができるレンタサイクルです。

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料金は1回30分150円で、以後30分100円ずつ加算されていきます。

千代田区、中央区、港区、文京区、新宿区、渋谷区でも同じ運営主体によるコミュニティサイクル事業が行われており、他の区のサイクルポートに返却することも出来ます。

調べたら、なんと10月1日現在333ポートもあるようです。

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