橋台、橋脚が早くも完成した東所沢の東京狭山線工事とおいしい珈琲が飲める店
弊ブログでは何回か話題としてきている、都道と埼玉県道である練馬所沢線となる東京狭山線(新東京所沢線)の東所沢周辺の工事進捗の様子を見に行きました。
国道16号線の狭山市から所沢方面に向かう片側2車線の広い道路なのに、東所沢のところで行き止まりになって東京都につながっていないあの道です。
↑空堀川と柳瀬川の合流する小金井街道の清瀬橋方面、つまり東京都側から行ったのですが、平成28年ゴールデンウィークからは1年半しか経っていないというのに、驚くほど工事は進んでいました。
20mもの高低差がある地形のため、橋梁及び堀割形式で整備しているのですが、この舗装された面の奥に向かって橋梁として上に上がっていく設計です。
ちなみに、左に見える道は下り方面が渋滞している小金井街道です。

↑行けるところまで近づいてみると、掘割部分のボックスカルバートは出来上がっているようで、向こうの東所沢側が見通せるようになっています。
橋梁部分の橋台や橋脚も出来ています。
途中にいくつかこの計画道路を横断する道があるので、近くに行って見ることにします。
↑アップで見ると、やはり7%の勾配の道路を下側から支える橋台は頑丈そうなものです。
前回の復習になりますが、この工事の様子は全体像がわかりづらいので、工事の概況の説明です(クリックすると拡大します)。
橋脚は4本あるようなので、さらに西側の道路に向かい、東側の橋脚を振り返ってみます。
高さこそそう高くはないものの、立派な橋脚です。
この道から上の方の橋台を見てみると、やはり両側4車線の20m幅員の道路を支えるだけあって、やはり大きいです。

工事看板によると、工期は平成28年9月29日までとなっていますから、当初予定通りに橋梁下部工が終わったということでしょう。
擁壁となると思われる鋼矢杭が見えるのですが、これがどういう形態で完成するのかが、ちょっと不思議です。
高低差20mを登るのはきついですが、上の様子も見に行くことにします。
↑既に開通している埼玉県道126号所沢堀兼狭山線側(西側)から、先程いた東京方面の東側を見ると、ちょっとロードローラが邪魔ですが、やはりボックスカルバートは出来あがっていて、向こうが見通せます。
工事現場を囲う板に所々、透明で中の見えるところがありますから、様子を見てみます。
↑東京都方面に向かって右側(南側)から見てみます。
↓ボックスカルバートに入る直前の様子です。
鋼矢杭はこのようにして擁壁の一部となるのがわかりました。
次に、東京都方面に向かって左側(北側)から見てみます。
ちょっと乱反射していますが、こちらも鋼矢杭が擁壁となっています。
この先の東京都側、つまり下に向かっての工事の状況を上から見てみたいものですが、それを見るためには左右両側ともマンションの敷地内に入る必要があります。
しかも、両方とも「関係者以外立ち入り禁止」とあえて書いてありますから、敷地内に入って写真を撮るのは自粛しました。
↑そのマンション同士をつなぐ道となるために、ボックスカルバートが造られているのだと思われますが、その上部の現在の様子です。
ところで、暑い日だったので喉も渇いてきましたし、どこかでお茶でもしたいものです。
橋梁下部となるところに、「自家焙煎珈琲カプリコーン」という店がありましたので、寄ってみることとしました。
ここは珈琲豆を販売している店なのですが、14時以降はカフェとして営業もしています。
ここでアイスコーヒーを飲んだのですが、とても美味しかったです。
店の方に聞いたところ、この店の前の部分の工事は橋梁下部工が9月末で終了したことから、次は12月から行われるそうです。
上の部分では工事は進行中で、「ご近所の皆様へ」という工事案内板では、10月第1週は「場所打擁壁工化粧型枠設置、生コン打設」が行われるようです。
また、しばらくしたら工事の進捗状況を確認するとともに、コーヒーを飲みに来たいものです。
ブログランキングに参加して、交流を広げていきたいと思っています。
いずれかポチッとお願いします。
.
.
.
« かみつけの里博物館と周りにある国指定史跡の保渡田古墳群では埴輪のイメージが変わる | トップページ | 豊洲市場は敷地が広く一つの建物はとてつもなく大きいが、何もない空間もある »
「51埼玉県」カテゴリの記事
- 8年ぶりに入間航空祭2025を2キロ離れて見てみるとどうか(2025.11.09)
- 大滝白滝不動滝の三滝と白雉創建という高山不動尊の大イチョウ(2025.10.26)
- 東松山の市民の森の山道になぜか並走する舗装道と見晴らし台(2025.10.12)
- ハイキングのまち越生の100メートル毎に登っていく大高取山(2025.09.21)
- 博物館らしくはない里山さいたま緑と森の博物館(2025.07.06)
「05清瀬市」カテゴリの記事
- 伝説の地こわしみずと斜面林にある松宮稲荷神社と関越道の蓋かけ(2023.07.30)
- 清瀬市にある伊藤記念公園台田の杜と国蝶オオムラサキ(2023.01.22)
- 清瀬市下宿にあるのに上宮という名の上宮稲荷神社(2020.04.05)
- 清瀬市にあるけど東久留米市民に管理運営されている三角山と言われる下里富士(2019.02.10)
- 200年前の文化文政に築かれた清瀬市中里の富士塚は都指定文化財にもなっており登ってみる(2017.10.15)
「土木」カテゴリの記事
- 調整池式発電している大野ダムで13年ぶりの謎解き(後篇)(2025.08.24)
- 調整池式発電している大野ダムで13年ぶりの謎解き(前篇)(2025.08.17)
- ちょっと想定とは違う形ではありながらも復活するという首都高速の羽田可動橋(2025.03.09)
- 治水橋の由来となった斎藤祐美の出身地である飯田新田のびん沼と対岸の萱沼の読み(2024.01.28)
- 水没する前提の狭山台図書館駐車場と狭山台団地の広い調整池(2023.12.31)
コメント
« かみつけの里博物館と周りにある国指定史跡の保渡田古墳群では埴輪のイメージが変わる | トップページ | 豊洲市場は敷地が広く一つの建物はとてつもなく大きいが、何もない空間もある »


幼い頃に見た小金井の貫井トンネル工事を
思い出しました。スケールは違いますけど
あそこも当時こんな感じの工事でしたから。
開通すれば坂を上るの楽になりそうですね。
また記事の続報を楽しみにしております(^-^)
投稿: 通行人A | 2018年1月17日 (水) 07時02分
人気記事ランキング1位になっている東京狭山線関連記事ですが、ここも近々開通予定のようで、現在の進捗を知りたく是非続報期待しております。
投稿: おっ | 2019年2月11日 (月) 17時03分