フォト
無料ブログはココログ

ポタリングブログのランキング

« 川越にある国指定史跡になっている河越館跡は土塁や空堀もある芝生の広い公園 | トップページ | 県立相模原公園を通り相模原市全体を斜めに横切っている水道みちは横浜まで続いている »

2017年7月23日 (日)

岸田んぼや里山民家のある宮野入谷戸の風景を見に野山北・六道山公園に

多摩湖、狭山湖は狭山丘陵の中央部に造られましたが、その尾根の南西側は雑木林の「都立野山北・六道山公園」となっており、度々訪れています。

なにしろ200ha以上の広さがありますから、まだ行ったことのない場所が数多くあります。

田んぼもあると聞きましたので、そんな風景を見てみたいと思い、行ってみました。

Img_6322_500x375

これまで北多摩地域では田んぼを見たことはありません。

ここでは公園内に谷戸の風景を残そうとしており、「岸田んぼ」があります。

広さは0.5haほどしかないとはいえ、いいものです。

でも、水がありませんでした。

Img_6323_500x375

「日本晴」という、うるち米が植えられていましたが、大丈夫なのでしょうか。

他にも、もち米や古代米も植えられているようで、それぞれに名札が表示されていました。

この公園には狭山湖を取り囲むように、大きな尾根道が東西方向にあるとともに、南北方向にいくつかの短い尾根道があります。

Img_6324_500x375

その尾根の間に、ここのような谷戸が南北方向に食い込むような形であります。

この「宮野入谷戸」は比較的大きいほうです。

暑い日でしたが、ここには日陰もあるし、吹いてくる風も木々があるため少し温度が低いようで、涼しく感じられます。

Img_6325_500x375

ここが公園になる前から、ここには田んぼがあったのでしょうか。

北多摩で田んぼを見たことがなかったと書きましたが、それは平地の部分のことであって、今では多摩湖や狭山湖となっている狭山丘陵近辺には田んぼはあったのかもしれません。

この谷戸のまわりの尾根道のある山というか丘の部分も公園の敷地内です。

Img_6327_500x375_2

↑「宮野入西の森」と名付けられており、この雑木林の間にも通路があり入っていけます。

少しだけこの雑木林の中を歩くつもりだったのですが、途中で道を間違えてしまい、40mもの結構な高低差があるので、汗だくになってしまいました。

通路以外は入っていけないような斜面の林です。

Img_6326_500x375

再び、宮野入谷戸に戻り、奥に向かって歩きます。

谷戸の形は三角形で、奥は高くなり山になっているわけですから、奥に進むと田んぼもなくなり、細くなっていきます。

下の方に向かって流れていく、わずかな水の流れもありました。

Img_6331_500x375

この水がもっとたくさん流れていかないと、田んぼも枯れてしまいます。

おそらくこの水だけというのでは厳しそうですから、別の水源も確保されているのでしょう。

道はこの先は登り坂となり、以前も通った東西方向の尾根道に出るだけのようなので、再び宮野入谷戸に戻りました。

Img_6335_500x375

↑畦道が曲がっているのもいいものです。

田んぼの他にもビオトープもあります。

そして、ここには「里山民家」もあります。

Img_6336_500x375

江戸時代の民家を再現したものです。

茅葺き屋根ですから、維持も大変でしょう。

建物内に入ることができるようになっており、囲炉裏やかまどもありました。

Img_6317_500x375

↑母屋の周りには、蔵や作業小屋などもあります。

調べてみると、これらは保存家屋なのではなく、近くにあったものを移築したのでもなく、再現ということ、つまりいわば新築したようです。

田んぼの方は、やはり以前はこの辺りのあったものの、開発により一時無くなってしまったのを復元したようです。

いずれにしても、再びこのような風景を見られるようになったのは、いいことです。

ブログランキングに参加して、交流を広げていきたいと思っています。

いずれかポチッとお願いします。

にほんブログ村 自転車ブログ ポタリングへ
にほんブログ村


ポタリング ブログランキングへ

.

.

.

« 川越にある国指定史跡になっている河越館跡は土塁や空堀もある芝生の広い公園 | トップページ | 県立相模原公園を通り相模原市全体を斜めに横切っている水道みちは横浜まで続いている »

07武蔵村山市」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« 川越にある国指定史跡になっている河越館跡は土塁や空堀もある芝生の広い公園 | トップページ | 県立相模原公園を通り相模原市全体を斜めに横切っている水道みちは横浜まで続いている »