江戸川区の中心街はどこなのかと高さ115mの船堀タワーからの素晴らしい眺め
東京23区の白地図を見ながら各区の位置をすべて当てることは難しいですが、江戸川区はほとんどの人が一番東側の海寄りだと分かりそうです。
でも、その江戸川区の中心街はどこかというと、よく分かりません。
JR総武線は明治時代には開通していたはずですから、小岩駅でしょうか、それならば、快速停車の新小岩駅の方が大きな街のイメージです。
↑新小岩駅南口をホームから見てみますが、ビルやホテルや商店街があり、それなりに栄えています。
しかし、小岩駅は江戸川区ですが、新小岩駅は葛飾区になり、そして、荒川より西側の平井駅は再び江戸川区になります。
江戸川区役所はこの新小岩駅から歩くと20分程、バスでも7~8分程の距離にあります。
国道14号線京葉道路、千葉街道とも近くを通っていますから、鉄道が通る前はこの辺りが中心街だったのでしょうか。
江東区や江戸川区はゼロメートル地帯が広がりますから、表示されている高潮時の水位の高さに驚かされます。
庁舎は古そうで、高いところでも5階建ですが、屋上に行くと、西には東京スカイツリーが見えました。
もっと北寄りにあるかと思っていましたから、西の方角に見えてちょっと予想外でした。
せっかくですから、江戸川区で一番高いところから景色を見てみたいものです。
都営新宿線の船堀駅前にタワーがあるようなので行って見ます。
↑ここも江戸川区の施設であるタワーホール船堀の上に、船堀タワーがあります。
なんと高さ115mのところに展望室があり、区の施設ですから無料です。
1階でエレベーターに乗ろうかと思うと、期待を持たせてか、展望室行きのエレベーター乗り場は6階にあります。
そちらには、専用のエレベーターガールの方もいて、運行中案内もしてくれます。
↑エレベーターの扉が開くと、目の前に南向きの景色が広がります。
東京湾が一望でき、東京ゲートブリッジも見えます。
直下の船堀駅前には、1992年に建てられた公団(UR)トキタワーという27階建ての賃貸マンションがあります。
1983年にできた船堀駅前がこんなに栄えているとは知りませんでした。
船堀タワーの方も、想定以上にいい景色なので、ぐるっと8方向を見てまわります。
↑時計と反対まわりに、まず南東方向には東京ディズニーリゾートが見え、さらに東京湾の向こうに房総半島も見えています。
先程のエレベーターは、この日が平日午前だったためか、乗客は私一人だけなので、展望台に着くまで妙な緊張感がありましたから、この景色を見て気分が一気に開放されます。
↑東方向では地上を走っていた都営新宿線が再び地下に入って行く線路が見えます。
また、こちらにも海が見えて、東京湾が船橋の辺りでは、かなり北に食い込んでいることが分かりました。
↑北東方向にもビルが多く建っており、江戸川区の中心街はここ船堀なのかなと思わせます。
ここタワーホール船堀は1999年からあるといいますが、知りませんでした。
↑北は先程いた江戸川区役所方面です。
奥の方には筑波山も見えています。
↑北西は荒川の上流からの流れが美しく見えます。
首都高速のかつしかハープ橋も見えています。
↑西には東京スカイツリーが見えますが、あちらは高さ634mもあるはずですが、あまり大きく感じられません。
むしろこちらの船堀タワーの方が高く感じられるほどです(うそ)。
↑南西には荒川の下流部が見られます。
河口の左側には葛西臨海公園の大きな観覧車があるはずだと思い、最初に見た南向きをもう一度良く見てみました。
ダイヤと花の大観覧車ですが、縦方向に向いているので煙突のようにしか見えませんが、
2001年にできたもので、高さは117mということですから、残念ながらここよりわずか2mですが高いです。
しかし、あちらは700円ですがここは0円ですから、コスパはずっといいです。
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