イオンモールむさし村山や若葉ケヤキモールの客足は、ららぽーと立川立飛オープンで減ったか
2006年(平成18年)11月に、華々しくオープンした「ダイヤモンドシティ・ミュー」は、現在は「イオンモールむさし村山」という名前です。
敷地面積137000平方メートル、店舗面積84000平方メートルという広大な面積に、店舗数は約180もあり、当時は近隣に大型ショッピングモールもなかったため、人があふれていました。
そこに昨年末、4.5kmほど離れた場所に大きなライバルが出現したので、どんな様子になっているか、車で見に行ってみました。
休日とはいえ、予想外にというか、周辺道路は渋滞していて、駐車台数4000台という駐車場も満車で、車を停める場所探しに苦労しました。
店舗内も、オープン当初よりは少ないとはいえ、混雑していました。
ここには当初は、大きな核店舗として三越とジャスコの2つがありましたが、2009年(平成21年)に三越が撤退してしまいました。
その跡地がどうなってしまうのか不安でしたが、1階はFLAXUSという衣料品店、2階にはスポーツ用品店Victoria、3階に家電量販店のnojimaノジマが入っています。
2007年(平成19年)、運営会社のダイヤモンドシティがイオンモールと合併したことに伴い、「ダイヤモンドシティ・ミュー」から「イオンモールむさし村山ミュー」に、さらに、2011年(平成23年)、今の「イオンモールむさし村山」に再改称しています。
「ミュー」という名称は微妙でしたが、消えてしまうと寂しいものです。
同じ時期、もう一つの核店舗「ジャスコ」は「イオン」に名称変更されています。
シネマコンプレックスの「ワーナー・マイカル・シネマズむさし村山」も「イオンシネマむさし村山」と名称変更されていますが、数多くの人がいました。
4か月ほど前の、2015年(平成27年)12月に「三井ショッピングパーク ららぽーと立川立飛」がオープンして、大きな影響を受けて、空いてしまっているかと思っていましたが、そうでもないようで安心しました。
フードコートにもたくさんの人がいます。
そうなると、同じ立川市にある比較的小さなショッピングモールの方が、打撃を受けてしまっているのかも気になるので、行ってみます。
2006年(平成18年)、高島屋物流センター跡地にオープンした「若葉ケヤキモール」です。
こちらは、敷地面積10000平方メートル、店舗面積7000平方メートル、店舗数約20、駐車台数300台と、すべてにおいて桁が違います。
核店舗はスーパーのマルエツで、「ららぽーと立川立飛」からは1.5kmほどという至近距離です。
駐車場には空きもありますが、ここには自転車で何回か来ていますが、車で来たのは初めてなので、以前からこうなのか、最近の特殊事情なのかの比較ができません。
マルエツは夕方の買い物客で混みあっていました。
ららぽーとオープンの影響なのかわかりませんが、店舗のうち2~3か所は、閉店となっているようです。↓
一つはカフェ「コクテル堂若葉ケヤキモール店」が、昨年11月末に閉店となっています。
ただし、これはららぽーと立川立飛が出店したためというよりも、同じ五日市街道沿いで200m東にある、駐車場も付いている「スターバックス立川若葉店」の影響と、さらに200m西には星乃珈琲店もできたことによる影響ではないのでしょうか。
1月末に閉店した、子供服の「motherways(マザウェイズ)」は、ららぽーと立川立飛の方に新しく出店していますから、影響を受けたというか、自らも影響を創ったのでしょう。
近隣にできたのは、敷地面積154000平方メートル、店舗面積60000平方メートル、店舗数約250、駐車台数3100台という規模ですから、ここ、若葉ケヤキモールは影響は受けるにしても、対応策は限られます。
むしろ、規模的に近いからこそ、対策を考えているのは、イオンモールむさし村山の方でしょう。
話は戻りますが、客寄せ対策でしょうか、「イオンモールむさし村山」では、ムーディー勝山さん出演による「よしもと爆笑ライブ」が行われていました。
やはり、いろいろ工夫しているようです。
↑撮影禁止となっていたので、開始直前の様子です。
「若葉ケヤキモール」の方はいうと、なんとなく、以前に比べて、人の数が少なくなっているような気がしますが、気のせいでしょうか。
でも、開業10周年記念ということで頑張っています。
1階にあるベーカリーの「ムッシュイワン」は3月に改装して、グランドオープンしたということです。
理想を言えば、共存共栄ができればいいです。
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