名栗川、入間川の吾妻峡には不思議な岩がいくつもある
飯能市の「山峡に歴史を訪ねるコース」の続きですが、多峯主山を下りて、せっかくの山の気分を台無しにしてしまう埼玉県道70号飯能下名栗線沿いを数分歩きます。
ドラッグストアバイゴーの横を南に入り、坂を下ると「吾妻峡」です。
名栗川のこの渓谷は吾妻峡といいますが、調べてみると、群馬県には国指定名勝の吾妻峡があるようです。
残念ながらこちらは名勝とはなっていませんが、美しい渓谷です。
また、こんな岩がなぜ動いてきたのか、と思うような大きな岩もあり、いざという時の水の流れの強さに驚かされます。
まずは、このドレミファ橋を渡ります。
当然、水流が多いときは渡れない橋です。
この川の正式名称は入間川ですが、飯能の上流部は名栗川と呼ばれています。
水流が多いわけではないのですが、このドレミファ橋に立って、真下に見る川の流れは、意外にも迫力あるものです。
ここから下流に向かって700mほど、河原を歩いていけるようになっています。
そして、いくつかの岩には解説の案内板も設置されています。
↑赤岩です。
この岩の辺りには、昔は赤い岩があったため、赤岩と呼ばれており、この岩があるため、どんなに水が増えた後にも、きれいな砂がたまります、と書かれていました。
ちょっと、微妙な感じです。
↑兎岩です。
ウサギが川の水を飲みながら休んでいるみたいだからとのことですが、これは確かにウサギのように見えます。
川の水が増えると泳いでいるように見えるそうです。
↑汽車渕です。
岸からせり出した岩の形が汽車に似ているから、この名称です。
確かに汽車に見えます。
汽車岩ではなく、汽車渕なのだなあと思い近づいてみますが、ところで、ここを通り抜けられるのでしょうか。
なんと、鎖をつたって、岩に登れるようになっていました。
ドレミファ橋から中平河原までの約700mは「吾妻峡の河原を歩く散歩みち」として整備されているので安心です。
ただし、増水時に備えて緊急避難ルートも設定されており、やはり水が身近でありながら怖いものでもあります。
名前はついていませんでしたが、こんな岩もありました。
名残惜しいですが、中平河原まででこの散歩みちも終わりです。
名栗川の渓谷から登り、下流に向かって南側の一般道をしばらく歩きます。
やがて、岩根橋にでて、私は北側に川を渡ってしまいましたが、コースでは橋は渡らず南側を進むルートのようです。
やがて、堰があり上が通れるようになっていて、両側は名栗川亭という店になっています。
店の利用者専用なのだと思って渡りませんでしたが、飯能市の駅からマップを見ると、通れたようです。
すぐに飯能河原です。
バーベキューをする人が数多くいるところですが、秋の夕方なのであまりいませんでした。
3年半前に来たときには飯能市立図書館のあった、飯能中央地区行政センターの50段の大階段を上り、昨年も行った木材使用した、新しい方の飯能市立図書館に立ち寄ってから帰りました。
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