桜山展望台からの360°のパノラマというのは本当だった
西武池袋線には仏子(ぶし)という駅が、入間市にあります。
1915年(大正4年)の武蔵野鉄道開業当時からある駅なので、今年100周年とのことです。
この近くの加治丘陵にあるウォーキングコースに行って来ました。
↑駅から少し歩くと、いよいよ坂道です。
そこにある展望台からは、360°のパノラマが見られるということなので来てみました。
丘陵といっても、山道を歩いているような感じで、道幅はありますが、その横は急斜面で踏み外せば危険なところです。
予想外にきつい坂道も多くあり、アップダウンも多くあります。
結構歩いたなと思って、道標を見てみると、ここまで2300m、ここからさらに展望台まで650mとあります。
もう少しがんばらないと…
歩いて行くと、まず、突然とても広い空間が目に入ります。
山仕事の広場という名前です。
ここからは100mのはずですが、また急斜面です。
展望台は山の頂上のようなところで、周囲が360°見渡せるところを想像していましたが、予想外のものがありました。
まさに言葉通りの「展望台」がありました。
だいぶ登ってきたように思っていましたが、アップダウンが多くてかなり相殺されていたようで、ここは標高190mとのことです。
ここに鉄筋コンクリート3階建てで高さ20mの桜山展望台が作られていますから、標高210mからの景色ということになります。
景色は本当にいいのでしょうか。
↑東には、茶畑の向こうに多摩丘陵の中の西武プリンスドームが見えます。
その左には東京都心方面で、新宿の超高層ビル群も見えます。
↑南には、同様に緑美しい、広がる茶畑の向こうに、狭山湖のある狭山丘陵が見えます。
↑西には、秩父や奥多摩方面の山々がみえます。
↑南西方向には、視界が良いときは富士山も見えるそうです。
↑北には、飯能市街地が見渡せます。
意外に市街地が広いのでびっくりしました。
本当に360度のパノラマでした。
さて、ここまでのルートには、行きに来た北コースとは別に、南コースもあるようなので、帰りは来る時とは違う南コースを通ってみました。
この南コースは、旧サイクリングロードだったようで、アップダウンもなく、なだらかな下り坂が続きます。
山の中の道は比較的短く、やがて武蔵野音楽大学沿いの一般道となります。
下りとはいえ、あっさりと仏子駅についてしまいました。
苦労は多いけど、行きに通った北コースの方が山歩きの気分も味わえ、おすすめです。
ブログランキングに参加して、交流を広げていきたいと思っています。
いずれかポチッとお願いします。
.
« 神田川の源泉の井の頭公園はもうすぐ100周年なのでよみがえらそうと | トップページ | 東村山駅と新秋津駅との都市計画道路はあってもいいと思っていたが違った »
「51埼玉県」カテゴリの記事
- 8年ぶりに入間航空祭2025を2キロ離れて見てみるとどうか(2025.11.09)
- 大滝白滝不動滝の三滝と白雉創建という高山不動尊の大イチョウ(2025.10.26)
- 東松山の市民の森の山道になぜか並走する舗装道と見晴らし台(2025.10.12)
- ハイキングのまち越生の100メートル毎に登っていく大高取山(2025.09.21)
- 博物館らしくはない里山さいたま緑と森の博物館(2025.07.06)
« 神田川の源泉の井の頭公園はもうすぐ100周年なのでよみがえらそうと | トップページ | 東村山駅と新秋津駅との都市計画道路はあってもいいと思っていたが違った »

コメント