高田馬場の早稲田通りバイパスは何でさらにトンネル掘っているのか
JR山手線、西武新宿線 高田馬場駅の南にあるガード下で、だいぶ前から道路工事が行われており、道路はできたように見えますが、工事が続いています。
調べてみると、東京都市計画道路 補助第74号線のようです。
千代田区から杉並区まで、早稲田通りと補助第74号線のルートは、ほぼ同じなのですが、高田馬場駅周辺の2kmほどは分かれています。
↑地下鉄東西線 早稲田駅近くの馬場下町交差点から西を向くと、左手前から右奥の高田馬場駅方面に早稲田通りは通っていますが、補助第74号線は左手前から左奥に向かって計画線があります。
通称 諏訪通りで、早大文学部や学習院女子の前の幅員20mの道です。
西に向かい、副都心線 西早稲田駅周辺で明治通りも越えて、諏訪神社の辺りから幅員も28mに広がり、中央にトンネル入口らしきものが見えてきます。
↓東から西向きに見ていますが、かなり急勾配です。
ここには以前からガードはありましたが、工事を行って造りかえたようで、その横で工事は続いています。
この線路西側はこんな広い幅員の道路ではありませんでした。
工事案内板がありました。
元々、急な坂のある地形にあり、さらに交差する道路もあるため、複雑な設計となったようです。
側道はその両側に造り、補助第72号線と平面交差した後、下り10%、上り9%という勾配で、歩道付きで7mと7.5mの側道を造るようです。
今通ってきたガードは西行きの側道となるのでしょう。
↓ここから幅員20mとなり、数百メートル先の小滝橋交差点で、再び早稲田通りと合流します。
高田馬場駅周辺の早稲田通りは補助第169号線と指定されていますが、拡幅も難しそうで15m幅員ですから、この補助第74号線がバイパスとして建設されるのでしょう。
※ 1年半前に行った移転前の図書館と移転の経緯は、こちら
1階にある雑誌コーナーは狭くなってしまいましたが、2階の書棚や読書席はそんなに悪い雰囲気ではありませんでした。
3階はこども図書館となっています。
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