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2014年8月24日 (日)

樹木墓地と樹林墓地の違いを見に小平霊園へ(2か月前の答え合わせも)

お盆は少し過ぎましたが、お墓の話です。

2年ほど前に、小平霊園に樹林墓地ができるということがニュースでも話題になって、見に行きました。
さらに、樹木墓地もできたというので、再び見に行ってきました。

Img_2540_500x375

二つは並んでいます。
↓左が樹林墓地、右が樹木墓地です。

まず、両者の共通点として、どちらも、直接土に触れるかたちで遺骨を埋蔵し、石でできたお墓は設置しません。

埋蔵場所は指定できず、埋蔵に立ち会うことはできません。
焼香や献花は、墓地正面の参拝広場に設けられた献花台で行います。
お墓を継ぐ人がいなくても申込みできます。

では、違いはなんでしょう。
Img_2543_500x375
↓樹林墓地(樹林型合葬埋蔵施設)は、樹林の下に設置された共同埋蔵施設(カロート)に、遺骨を納骨袋に入れた状態で、直接土に触れるかたちで共同埋蔵します。

コブシ、ヤマボウシ、ナツツバキ、ネムノキ、イロハモミジが植えられています。
こちらは、生前に申し込みすることができます。

Img_2546_500x375

↓樹木墓地(樹木型合葬埋蔵施設)は、樹木の周辺に、遺骨を納骨袋に入れた状態で、直接土に触れるかたちで「個別に」に1体ずつ埋蔵します。

カツラ3本が植えられています。
こちらは、生前に申し込むことができません。

Img_2545_500x375

共同埋蔵なのか個別埋蔵なのかの違いがあることがわかります。
今年度初めて樹木墓地の募集を行ったのですが、その結果が東京都HPに載っていました。

個別埋蔵される樹木墓地のほうが人気なのかと思っていたら、樹木墓地は300体の募集に対して1.7倍の応募があり、樹林墓地は1600体の募集に対して、10.6倍もの応募があったとのことです。

子供がいなくても納骨が大丈夫なように、生前申し込みし、墓地を確保しておきたいというニーズは予想以上に大きいようです。
自然回帰の流れもあるようです。

ところで、小平霊園に来たので、2か月前の謎の答え合わせもしてきました。

2か所で、2~3m程の深さまで掘って、比較的大きなコンクリート構造物を設置する謎の工事が行われていたものです。

雨水浸透ますかと思っていましたが。

1つめは、完成してはいますが、周囲はまだ囲われています。

Img_2563_500x375

手前には2つの銀色に光るものが目立ちます。
「採水口」と書かれており、これは防火水槽でした。

Img_2564_500x375

奥のコーンで囲まれたところにも、「防火水槽 貯水中につき立ち入り禁止」と書かれていました。

何で霊園に防火水槽?と思われる人も多いかもしれませんが、ここは芝生が多く、特に芝生墓地での線香の火の不始末による火災には、かなり注意喚起もしているようです。
もう1か所も同様のものなのかと思えば…

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防災トイレでした。
こちらは上部は通常歩けるようになっており、芝生内にいくつかの穴と蓋があるのですが、非常時にはこれがトイレとなるようです。

↑しばらく前には、案内看板の下のほうに利用方法が書かれていたのですが、何らかの理由ではずしたようです。
ちなみに、すぐ隣にはトイレがあります。

Img_2550_500x375

↑小平霊園内にもう1か所、同時に防災トイレが作られていましたが、こちらもトイレの隣です。

ついでに、西武新宿線を渡り、「なかまちテラス」の工事現場にも寄ってみました。
工事は進捗しているはずですが、外観ではあまりわかりませんでした。

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デザイン的にはとても興味があります。
今年度中にはオープンするということですから楽しみです。

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