雪解け水により黒目川の源泉はどうなっているか
週末には2週連続で東京では27cmの大雪となり、北多摩地区では40cmほどの積雪となりました。
土曜日の昼ごろには雪かきをして疲れてしまいましたが、夕方に近隣の積雪状況を見に出かけました。(もちろん自転車でなく、徒歩です)
同じ道路でも、雪かきをしてある所としていない所で、歩きやすさは全く違います。
皆さん、家の前の歩く幅、最小限だけでも雪かきをしましょうね。
黒目川沿いの遊歩道は当然雪に埋もれています。
冬の時期はこの黒目川の上流部は、水がほとんど流れていないことが多いのですが、今日は違いました。
天神橋のところでは、勢いよく水が流れ込んでいます。
雪解け水が道路排水管を通して流れてきているようです。
となると、まぼろしの湧水といわれる「さいかち窪」にも水が流れているかもしれません。期待できます。
上流方面に行ってみましょう。
雪に埋もれながらも進んでいくと、
柳窪天神社の近くでは、雪の重みで折れた木が行く手を遮ります。
隙間を通って進みます。
天神社前の湧水はいつもと変わらない様子です。
ここは、東京の名湧水57選にもなっていますが、常に湧いているとは限りません。
この先、越処橋(こいちょはし)まで遊歩道は開通していますが、そこより上流はまだ道はありません。
↑川の左側に遊歩道はできているように見えますが、まだ通行止めで通れないみたいです。
また、その横に戸建住宅もかなりの数、建設中のようです。
1年ほど前には畑で、遊歩道も戸建て住宅も全くありませんでした。
再び、雨もパラついてきたので先を急ぎます。
新青梅街道まで来て、下流方向を見てみると、
途中まで行けますが、やはり、未完成の部分が残っているようです。
東久留米市役所では、この黒目川上流域の遊歩道の名称募集を2月末まで行っているようですから、開通はその後になるのでしょうか。
といっても、未開通部分は100m程度です。
ただし、名称募集部分は新青梅街道から柳橋まで約1.1kmといいますから、ちょっと狭めの自転車通行禁止の部分です。
ところで、黒目川のここの水量はどうでしょう。
新青梅街道からの雪解け水があるにしては、量は少ないようです。
さいかち窪からの水も流れてきているのでしょうか。
いつも交通量の多い新青梅街道も、雪のため車はわずかです。
片側2車線の道路ですが、1車線しか通行されていません。
それでは、この道の向こう側の小平霊園のなかにある「さいかち窪」に行ってみます。
当然のように、さいかち窪には十分に雪が積もっています。
道路の下を下流側に向かって流れていく、黒目川の流入口まで、雪深い中行ってみました。
↑ここから水が流れ、新青梅街道をくぐることになっていますが、雪解け水というよりも単に雪に埋もれています。
上流側を見ましたが、
水の流れという雰囲気ではありません。
さいかち窪からの雪解け水による流れを期待して、ここまで来ましたが残念な結果となってしまいました。
いつの日か、まぼろしの源泉と言われる、さいかち窪の水を再び見たいものです。
(10年近く前になるかもしれませんが、ほんとうに水が湧いていて、ここに水がザーザー流れていてびっくりしました。)
ブログランキングに参加して、交流を広げていきたいと思っています。
いずれかポチッとお願いします。
« 柳泉園組合ではどこの市のごみが焼却されているのか | トップページ | 600円で行けるバスの旅で1200円分のバスを満喫 »
「01東久留米市」カテゴリの記事
- 東久留米市指定史跡4つのうち2つや有形民俗文化財もある柳窪と登録有形文化財(2020.07.05)
- 東久留米市八幡町の由来となっている八幡神社は新田義興が勧請か前沢御殿とともに造営か(2020.06.14)
- 小平霊園内で行われている道路工事と新青梅街道側入口前のサイゼリヤの想定外の後継店(2020.05.10)
- りそな東久留米滝山支店の移転先と気になるけどよく見えない滝山病院建替計画の全体像(2020.01.26)
- 高齢化の進む滝山団地のヨーカドー跡地に1月24日オープンするヤオコー東久留米滝山店と成功しているのかネットカフェ(2020.01.19)
「川の源泉」カテゴリの記事
- 朝霞市指定史跡らしく感じられない広沢の池とその水の出口と広沢観音(2020.03.08)
- 矢川緑地の湧水となぜか擁壁上にある道路とその向こうの矢川弁財天の狛蛇(2020.01.12)
- 昔の面影のある崖線上の鎌倉街道と三芳町唯一の湧水のある竹間沢こぶしの里(2019.12.15)
- 瑞穂町で不老川の源流はどこにあるのか流れを遡って探してみる(2019.10.20)
- 霞川の水源に係るもう一つの説は平将門の後裔を名乗る三田氏が創建した天寧寺(2019.08.26)
« 柳泉園組合ではどこの市のごみが焼却されているのか | トップページ | 600円で行けるバスの旅で1200円分のバスを満喫 »

コメント