川崎から橋めぐりを多摩川サイクリングロードで2
前回の続きですが、羽田空港から多摩川サイクリングロードの東京都側を走っています。
次に見えてくるのは、多摩川大橋です。

国道1号線(第二京浜国道)の橋で、昭和24年に架けられたものです。片側3車線ずつとなっています。
それにしても、第一京浜が国道15号線で、第二京浜が国道1号線というのは、わかりづらいですが、歴史的に見ると、第一京浜の六郷橋の方が古くからあり、この多摩川大橋はバイパスの位置づけだったようなので、やむを得ないのでしょうか。
上の写真で、アーチがついているのは多摩川大橋ではなく、すぐ手前にある東京電力とNTTの送電専用橋です。
再び走り出すと、次に見えてくるのは、ガス橋です。

先程の専用橋の話と紛らわしいですが、こちらは片側1車線ずつの車の通れる東京都道・神奈川県道111号大田神奈川線の橋で、昭和35年に架けられました。
元は東京ガス鶴見製造所で造られたガスを渡すための人道橋でしたが、交通量増加により車も通れる橋に架け替えられたようです。
さらに、上流に向け走り、ようやく品鶴線と東海道新幹線多摩川橋梁まで来ました。

↑品鶴線といってもわかりづらいですが、元々、東海道本線の支線で、現在は横須賀線と湘南新宿ラインが走っています。
↓しばらく見ていると、今更ながら、東海道新幹線の運行本数の多さと運転間隔の短さに驚かされます。

このすぐ上流には、丸子橋があります。

丸子橋は、東京都道・神奈川県道2号東京丸子横浜線(中原街道)の橋で、平成14年に架け替えられて4車線化されました。
…このフレーズ、以前にも書いた気がします。
約7か月前、逆に上流側からこの丸子橋まで走ってきましたので、ここから上流の橋については、そちらをご覧ください。
※ 是政橋から丸子橋の多摩川の橋めぐりの旅の記録は、こちら
東京都側の丸子橋から上流には、しばらく自転車道が整備されていないため、ここで丸子橋を渡り、神奈川県側を走ることとします。
道幅は狭いですが、夕方なのでジョギングや犬の散歩をする人も多くいます。
東急東横線、第三京浜国道、東急田園都市線、国道246号線の新旧道、東名高速、小田急小田原線と数多くの橋の下をくぐって、先に進みます。

↑前回来たときは、この多摩水道橋を左岸(東京都側)から渡って右岸(神奈川県側)に来ましたが、今回は、この橋も下をくぐって、右岸を上流に進みます。
やがて、先に堰が見えてきます。

二ヶ領上河原堤堰です。

堰があって近くには取水所もあるようなので、ここからの水を川崎市において、浄水して水道水に利用しているのかと思い、帰ってから調べてみました。
川崎市上下水道局HPを見てみると、どうやら工業用水道として利用されているようです。
ところで、この自転車道はここで終点となってしまいます。

↑下流に向かう場合は、ここが出発点となります。
ここから先を行くには、ずっと並走してきた多摩沿線道路を走ることもできますが、非常に交通量の多い道で、道幅も狭く、うす暗い中でとても走る気は起きません。
一本、住宅街に入った道を走ります。
川や用水に沿った道をしばらく進むと、京王相模原線をくぐり、やがて鶴川街道を横断します。
右には多摩川原橋、目の前はJR南武線矢野口駅です。

南武線も連続立体交差化工事が進み、矢野口駅も立派に高架化されていました。
もう真っ暗になってしまいましたので、ここから電車輪行して帰ることとしました。
もう少し早くスタートすべきでした。
この日の走行距離は54.78km、平均時速19.84km、消費カロリー1428kcalでした。
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