日産村山工場跡地とイオンモールと広いひまわり畑
武蔵村山市と立川市に跨って、かつてあった日産自動車村山工場跡地に行きました。
1962年にプリンス自動車工業の工場として、グロリア、スカイラインなどを生産し、日産自動車と合併後も、数多くの名車を生産してきた工場でした。
以前は日産のディーラーは、後にレッドステージとなるプリンス店、サニー店、チェリー店と、後にブルーステージとなる日産店、モーター店に分かれており、販売車種も異なっていましたが、ここにはすべての車種を取り扱う日産アプリーテ武蔵村山も、工場正門横にありました。

車両生産工場としては2001年、部品工場としては2004年に閉鎖され、建物は取り壊され更地化されましたが、このディーラーらしい建物だけは営業していないものの、なぜか残っていました。

工場跡地の敷地面積は約140haもあり、そのうち約4分の3の106haは宗教法人が取得したとのことです。
工場跡地のうち、残りの北地区といわれる敷地には大型商業施設や病院などが既に建っています。
日産工場だった名残は、プリンスの丘公園があることくらいです。
ここには「スカイラインGT-R発祥の地」との記念碑があります。

北地区だけでも34haという相当な広さなので、大規模商業施設といっても、こんな小さく見えます。

2006年にオープンしたダイヤモンドシティ・ミューが、ダイヤモンドシティとイオンモールの合併により、「イオンモールむさし村山」となりました。
近くで見ると、敷地面積は約14ha、無料駐車場も4000台ですからやはり大きい。

↑北側に出店していた三越は撤退し、ノジマなどになっていました。
↓中央部には各店舗のほか、映画館もあります。

↓南側にはイオン(以前の名称はジャスコ)があります。

数年前に来たことがありますが、当時と比べると、店内は、夏休み中の休日の割にはそれほど混んでいませんでした。
といっても数多くの人です。

それにしても、近所に4月下旬にオープンした「イオンモール東久留米」とはスケールの差を感じました。
まあ、敷地面積が東久留米は5.4ヘクタールなのに対して、武蔵村山は13.7ヘクタールですから、差があって当たり前ですか…
店舗を出て、周辺を走ってみて、ふと昔の風景を思い出しました。
日産村山工場があったころ、この工場敷地内にはテストコースがあり、当時の市販されている地図にも、敷地西側にテストコースが書かれていました。
20年ほど前のことですが、少し見えるところがあるかと来てみたものの、川の向こう側に高い壁があり、テストコースは見えませんでした。
今ではイオンモールや食品製造工場などがあり、テストコースの面影は全くありません。

さて、ここを離れ、武蔵村山市立雷塚図書館に立ち寄りました。
建物の1階が図書館で、中央館の位置付けながら蔵書数は6万冊ほどであまり大きくはありませんでした。

さらに走っていくと、新青梅街道沿いの都営村山アパートの敷地の北西側の一部には、ひまわりの花がたくさん咲いています。

この数はかなり本格的に植えられたものでしょう。

ネットで調べてみたら、市のHPによると、ひまわりガーデン武蔵村山として、7月27日がオープンだそうです。

もう少し大きくなると、壮観な眺めになることでしょう。
この日の走行距離は32.55km、平均時速18.03km、消費カロリー856kcalでした。
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