落合川の源泉と東久留米中央図書館（前編）

以前に黒目川の源泉であるさいかち窪まで行きましたが、下流の都県境の付近で黒目川は落合川と合流します。

今度はこの落合川の方の源泉まで、さかのぼってみました。

この川は水がきれいで、多くの魚や野鳥が観察されています。

水害対策としての護岸工事がつい最近まで行われてきており、反対運動などもあったようですが、南沢氷川神社の辺りは、工事後も、このように自然にも配慮した形となっていました。

この辺りで本流とは別に流れ込む支流がありますが、こちらの湧水量は１日１万トンもあり、環境省による「平成の名湧水百選」にも選ばれており、都内では唯一のようです。

緑地保全地域になっており、東京都環境局の「東京の名湧水５７選」には当然入っています。

水もきれいです。さらに奥に進むと、

この奥には入れませんが、

こんな建物があります。かなり大回りして入り口まで行ってみると、

水道局の浄水場となっています。

隙間から湧水を見ましたが、なんとなく水が見える程度です。

落合川は、下の地図の左から右へ流れていますが、その真ん中下あたりがこの「南沢湧水群」になります。

川の戻ってさらに上流に行ってみます。

地形を考慮してきれいに河川整備されており、歩行者自転車道もあります。

中央町のこのすぐ近くに「東久留米市立中央図書館」があります。

蔵書は一般書で１５万冊、その他も含めて２３万冊です。

近隣市に比べて、東久留米市の図書館は閉館時間が早かったのですが、最近ようやく平日は１８時、中央図書館の水曜日木曜日は２０時に延長されました。

１階に書架や雑誌などがあり、２階に参考図書室があります。

ここには、６人掛けの机６つ（３６人分）と、１人用の机が１７人分（うち２つはパソコン利用用）があります。

受験シーズンも終わったためか、空席が結構ありました。

この日は３月１１日であったため、１４時４６分に館内放送に合わせ、黙祷しました。

犠牲者の方のご冥福をお祈りします。

上の写真は、外で雑誌等が読めるテラス席の場所ですが、寒い時期は閉鎖されているのか、中から出られず椅子も置いてないようでした。

なお、左が図書館で、右の建物は「まろにえホール（東久留米市生涯学習センター）」です。

この後、落合川に戻り、源泉まで行ってみることとしました。