ここ数ヶ月間というもの、「平成最後の」というフレーズが何でもかんでもついていて、聞き飽きるほどです。
とはいうものの、本当に平成があと数日しかないとなると、なんか記念になるところに行っておきたくたくなります。
「平成新道」という道路が立川にあります。
五日市街道、都道7号線杉並あきる野線の立川市幸町にある「古民家園入口」交差点から北に向かう市道です。
道路名表示板の右端が直角になっていることから、ここが起点部であることがわかります。
進むと、200メートル程でこんもりした森があり、平成新道は西へと向きを変えます。
↑ここにあるのは川越道緑地です。
かつて川越に向かう道があったのでしょうか。
平成新道は西に向きを変えたので、五日市街道に並行して進むこととなります。
そして隣には、最初の交差点名にもあった古民家園があります。
↑正しくは川越道緑地古民家園といいますが、園内に移築復元された、立川市指定文化財の小林家住宅などががあります。
小林家住宅は、江戸時代末期に建てられた茅葺の民家ですが、枯山水風に手入れされた庭の方が気に入りました。
↑平成新道は時折S字カーブを描きながら西へと進みます。
先にある信号は幸福祉会館前という、幸せそうな名前のところです。
道は1キロメートル程の所で芋窪街道、都道43号立川東大和線と交差します。
ここは多摩モノレールが通っているところです。
せっかくならモノレールが通った時をと思い、この写真を撮るため結構待ちました。
↑モノレールの桁を潜ると、立川柏町団地沿いのツツジが綺麗です。
この平成新道は全長3キロメートル位しかありません。
都道55号所沢武蔵村山立川線との交差点が、平成新道の起点または終点となります。
道路名表示板の左端が直角になっていることからも、わかります。