ソフトバンク本社が入る東京ポートシティ竹芝のロビーフロアとスキップテラスの眺め





地下鉄丸ノ内線の西新宿駅のすぐ近く、青梅街道沿いに100mほどで成子天神社の参道があります。
北に向かう参道の左にはマンションが迫りますが、右側は開発されておらず低層住宅などが並びます。
奥に見える神門の左右には風神雷神像があります。
つい最近の平成26年に成子天神社全体が再整備されたようで、本殿も含めすべて新しいものです。
↑さすがに西新宿ということで、本殿の左には先程とは別のマンション、奥にもマンション、右は社務所です。
江戸時代中期より江戸庶民の間で盛んになったという富士信仰のための富士塚がこの敷地内にあります。
しかも、江戸時代でも明治時代でもない、大正9年(1920年)に築かれたという新宿区内では最後に築かれた冨士塚だといいます。
成子天神社内にあった天神山という小山に溶岩を配して築いたそうです。
3か月前に見た清瀬市中里の富士塚と違うのは溶岩があるところですが、この方がより富士山らしく見えます。
↑途中からは結構急斜面となり、小さなお子様やお年寄りは危険なので登頂禁止と書かれています。
高さは12mでこれは新宿区内では一番高い富士塚となるそうです。
新宿区登録文化財史跡です。
↑先程の東側からだけでなく、この西側からも登山道はありますが、こちらも急なので、男坂女坂という区分けでもなさそうです。
それでは、いよいよ山頂からの景色を見てみましょう。
海老名というと、東名高速の海老名サービスエリアがパッと頭に浮かぶほど有名ですが、鉄道の海老名駅の方はイメージが浮かびづらい感じでした。
特に、JR相模線の海老名駅の周囲には何にもないという印象でした。
相模線には昔から海老名駅があったのではなく、国鉄分割民営化直前の昭和62年(1987年)3月に海老名駅が開業したのです。
↑その何もなかったはずの駅前に、大きな「ららぽーと海老名」ができており、びっくりしました。
この辺り16haは、元は開発することができない市街化調整区域でしたが、平成24年12月に市街化区域に編入され、鉄道用地を除く14.1haの区域を対象に、海老名駅西口土地区画整理組合が行われてきました。
そのうち約3haが大型商業施設として、平成27年10月にららぽーと海老名として開業しました。
このJR相模線の海老名駅と小田急線・相模鉄道の海老名駅とは200mほど離れています。
幅4mの屋根なしの通路はありましたが、これが同じく平成27年10月に新しい「海老名駅東西自由通路」が完成しています。↑
幅も12mと広くなり屋根も付けられましたし、一部、動く歩道もありました。
この自由通路の周囲はJR相模線と小田急線に囲まれた広いエリアですが、ここでも再開発が予定されています。
3.5haの敷地で小田急電鉄の所有地のようで、同社による再開発が平成27年8月に発表されています。
住宅エリアと賑わい創出エリアにわけて計画されています。
↑JRから小田急線に向かって左側(北東側)には商業施設とオフィスが計画されています。
この下の写真の風景を見ていたら、なんか10年ほど前の記憶が頭の片隅によみがえってきます。
↓右側(南西側)にはサービス施設と高層分譲マンションが計画されています。
茅ヶ崎海岸から車で帰るため、当時は圏央道も開通していないので、県道46号線相模原茅ヶ崎線(産業道路)を北上して、この辺りを通りました。
すると、道が急に狭くなり、何もない田んぼの真ん中で踏切を渡った記憶が残っています。
あれがこの海老名だったのでしょうか。
JR中央線は連続立体交差化も完了し、各駅前の街並みも変わってきています。
国分寺駅では昭和63年と平成元年に、南北自由通路と南口のターミナルビルが完成したものの、北口の方は道路も狭く、バス停も駅からかなり離れた場所にあり不便です。
20年以上前から再開発が計画されていましたが、それがようやく動き出し、昨年夏からは新築ビルの工事も始まりました。
国分寺駅北口地区第一種市街地再開発事業が約2.1haの規模で行われています。
この計画の特徴は、通常駅を降りると目の前にある交通広場がなく、まず、「ウエスト」と「イースト」と名付けられたツインタワーがあって、その奥に交通広場があることです。
よって、駅構内から計画地の工事現場の様子を直接見ることができます。
JR中央線の北側にある西武線構内から、再開発事業計画地の南西端に立ち、ウエストの現場を見ています。
ここにできる「シティタワー国分寺ザ・ツイン」の「ウエスト」は36階建てで、B1F~4Fが店舗部分、5Fが公益業務施設、6F~36Fが住宅部分です。
三越伊勢丹グループの商業施設が出店する予定だそうです。
改札をでて北口に行くと、駅と工事現場の隙間に仮設歩行者用通路ができています。
工事用囲いの一部が透明になっていて、中を見ることができます。
ウエストとイーストの間にも歩行者用通路がありますから、「ウエスト」工事現場の北東端から先程いた南西方向を見てみます。↑
↑今度は「ウエスト」の北西端から、さらに北に予定されている交通広場予定地を見ています。
駅からここに来るためには「ウエスト」を潜り抜けなければいけませんが、マンションの下とはいえ、商業施設があり、広い通り抜け通路も確保されるようなので、できてみれば、さほど違和感はないのかもしれません。
奥にある2階建ての仮設のパチンコ店のところまでが予定地です。
↑計画地北西端から振り返ってみると、駅南口にはマルイなどが入っているセレオ国分寺のターミナルビルやマンションなどが立ち並び、北口とは対照的です。
↑「イースト」の方も、計画地西側から見てみると地下工事が進んでいます。
「イースト」は35階建てで、B1F~3F(住友不動産HPによる)、1F~4F(パンフレットによる)が店舗部分、5F~35Fが住宅部分です。
全体像を見てみたいので、高いところから見られるところを探しに行きます。
大泉学園駅北口地区市街地再開発組合が整備を進めてきた再開発ビル「リズモ大泉学園」が27年4月には完成しました。
1月には西武池袋線の大泉学園までの連続立体交差化事業も完了したというので、遅ればせながら見に行ってみました。
↑駅のすぐ目の前ですから、当然、ホームからも見えます。
↓北口駅前にある案内板でわかるように、ここは約8000㎡の三角形の土地です。
建物下には、バス乗り場、タクシー乗り場があるようです。
駅改札口のある2階からペデストリアンデッキで繋がっています。
リズモという名前ですが、大泉の「大」大きい(large)のL、「泉」(izumi)のIZM、「輪・和」のOで、LIZMO(リズモ)だそうです。
再開発事業のタウンネーミングとして、投票の結果1位となったものです。
ちなみに2位はワクワゲート、3位はミノリオ…
ところで、このデッキ上には、大泉アニメゲートというものがあります。
ジャパンアニメーション発祥の地である大泉の玄関口として、練馬区ゆかりのキャラクター達が等身大でお出迎えするということです。
鉄腕アトムのアトム、銀河鉄道999の鉄郎とメーテル、あしたのジョーの矢吹丈、柱の陰でちょっと見えないけど、うる星やつらのラムちゃんがいます。
この除幕式が行われた時には、松本零士さん、高橋留美子さんも来ていたそうです。
大泉学園駅では電車発車メロディも、上りは銀河鉄道999のサビの部分、下りは出だしの部分が使われています。
このデッキ下の1階のバス、タクシー乗り場の横には、999とメーテルの大きな看板もありました。
以前はこの辺りには西武バスの車庫というか待機場所のようなものがあって、バスが止まっていました。
また、北東にある細い道は一方通行でした。
今はバスは東側から入って、西側から出てくるようになっています。
東側にはバス専用の入口があり、以前は一方通行だった道も、広がって交互通行になっています。
私としてはこの三角形の土地に建物を建てたとのことで、トンガリの部分が気になるのでそれを見に行きましょう。
49階建ての「としまエコミューゼタウン」の10階には「豊島の森」という屋上庭園があります。
樹木だけでなく、ビオトープもあります。
豊島区は、23区中一人あたりの公園面積が一番狭く、緑被率も19番目ということなので、区役所が率先して、かつての豊島区の自然を再現したということです。
↑東向きには、東京スカイツリーも見えます。
オフィス仕様のためか、1階分の天井高がマンションよりも高いためでしょうか、一般的な10階よりも景色がいいような気がします。
この東側の真下には幅の広い道路空間が確保されています。
環状第5の1号線で、明治通りのバイパスとなるものです。
これが開通すれば、南北間の移動の際、混んだ池袋駅前を通らずに通行できるようになります。
昨年秋ごろ見に行った新宿駅周辺でもバイパスが計画されていましたが、ここも同様に駅から少し離れたところに都市計画道路を通すようです。
↑南側を見ると、その新宿方面の超高層ビル街もよく見えます。
環状5の1号線は、南は補助第76号線(目白通り)から、北は補助第77号線(グリーン大通り)と首都高速5号線の通る交差点までの延長約1400mの区間が、幅員30mで平成32年3月までに整備される計画です。
↑北側の方を見てみると、グリーン大通りの先は、サンシャイン60などの超高層ビルが立ち並ぶ光景で、遠くを見通せる東側や南側とはちょっと違う風景です。
この道路計画は、新宿では新宿御苑の辺りでトンネル構造となっていましたが、池袋ではどうなのでしょうか。
豊島区南池袋二丁目で行われていた再開発事業により平成27年春に竣工した建物に、豊島区役所も入り、それが49階建てだということなので見に行きました。
池袋駅からは徒歩で10分近くです。
↑池袋駅から近い北西から見ていますが、ビルは高さ189メートルあり、近くからだと全体像が写せません。
1階に区役所の受付などはありますが、1、2階はコンビニやカフェなどの商業施設、3~9階が区役所になっており、11階から49階まではマンション432戸が入っています。
↑北東から見ていますが、低層部の壁に何やらたくさん付いています。
「エコヴェール」呼ばれるもので、太陽光発電パネルが庁舎部だけで741枚つけられており、57kw発電できます。
さらに緑化パネルもあります。
↑少し離れるて南東から見るとわかりますが、かなり緑に力をいれたデザインとなっています。
設計に携わった隈研吾氏によると、高い塔ではなく、高い樹木のような庁舎をイメージしたとのことです。
↑南西から見ても、エコヴェールに覆われています。
総事業費は約435億円で、地権者分を除く322戸が超高層免震マンション「Brillia Tower池袋」として、3000万~2億円で販売され、分譲収入181億円が建設主体の再開発組合に入ったとのことです。
公募により、豊島区役所新庁舎・商業部分・マンションの総称として「としまエコミューゼタウン」という名称になって」います。
中はどんな感じなのでしょうか。
ヨドバシカメラや淀橋浄水場、古くは淀橋区という名前に出てくる「淀橋」っていう橋はあるのか、あるとすればどこにあるのか考えたことありますか。
前回見に行った60階建てタワーマンションが建設中の「西新宿五丁目中央北地区」から神田川沿いに200mほど行ったところにありました。
青梅街道の神田川にかかる橋に「よどばし」と書かれています。ここが「淀橋」だったのですね。
車で何度も通ったことはありますが、道幅に比べて川幅が狭いので、ここに橋があることすら気付きませんでした。
現在の淀橋は平成17年に架け替えられたものですが、大正13年に架けられたときの親柱が使われています。
この青梅街道沿いの地区も再開発が構想されています。
「西新宿五丁目北地区」といい、2.5haの面積がありますが、ここの再開発準備組合は25年11月に「西新宿五丁目北地区防災街区整備事業準備組合」に名称変更されています。
この地区の北西の角が淀橋となり、最初の写真の右奥が範囲となります。
神田川沿いに南東方面を見ると、大きな建物はあまりなく、地区を斜めに横切る道路があります。
この道は前回見た細い水路跡地らしき道につながっています。
↓神田川沿いの地区の南西の角から見てみると、青梅街道沿いに壁のようにビルが立ち並んでいます。
これらは地区内になりますから、この構想が進めば、解体されることとなるのでしょう。
新宿区景観まちづくり審議会の資料によると、3棟の建物が計画されているようです。
↓左上の辺りにある橋が「淀橋」で、左右に通っている道が青梅街道、斜めに通っている川が神田川です。
青梅街道側に41~43階建ての建物、さらに36~37階建てとの超高層のツインタワーがあり、低層建物1棟もある計画です。
左手前が、中央北地区の60階建ての建物となります。
新宿駅に近い西新宿六丁目は既に超高層ビルだらけに生まれ変わっていますが、次は五丁目の番のようです。
いくつかの再開発が構想されています。
1968年(昭和43年)に高さ156m、36階建て、初めての超高層ビルである霞が関ビルが建ってから、浜松町に40階建ての世界貿易センタービル、新宿に47階建ての京王プラザホテルというように、毎年のように新しい超高層ビルが建ち、その展望台に連れて行ってもらうのが楽しみでした。
1974年(昭和49年)、当時住んでいた豊島区の近所に、18階建てRC造の椎名町アパート(鹿島建設の社宅)が建った時は、こんなに高いところに住む人がいるのかと驚いたのを覚えています。
今回は、西新宿に日本最高階数の60階建てのタワーマンションが建つというので、行ってみました。
1998年(平成10年)に川口市に高さ185m、55階建てのエルザタワー55が建った時は、買ってそこに住もうかと考えたほどでした。
今ではそこらじゅうにあるタワーマンションですが、これが竣工予定の2017年まで20年近く経つのに、5階分しか高くなっていないのは予想外です。
西新宿と言えば、淀橋浄水場跡地の都庁などの超高層ビル群ですが、そこから北西方面に再開発と超高層化の流れは波及してきています。
この建設場所は、十二社通りと神田川に挟まれたところで、再開発される敷地の南東の角から西を見ると、500mほど先に中野坂上駅前のオフィスビルが見渡せます。
工事現場をのぞいてみると、まだ地下部分の工事中でした。
看板では最高階数を宣伝文句にしており、高さではないことに不自然さを感じましたが、この「ザ・パークハウス西新宿タワー60」の高さは208.97mとのことです。
調べてみると、大阪市に2009年竣工した「The Kitahama(北浜タワー)」の高さが209.35mということで、わずかに及ばなかったようです。
それでも、都内最高の高さは宣伝材料になります。
ゲートから工事現場をのぞいてみると、まだ地下の基礎工事中です。
↑再開発地区の南西の角から北を見ていますが、普通の路地で、周辺は低層の住宅街であることがわかります。
300mほど先の青梅街道沿いに中層のビルが立ち並んでいる位です。
それが、東の方角を見ると、景色は一変します。