東大和市内の空堀川の河道を大きく変える河川改修の様子を4年半前と見較べる
空堀川の河川改修工事は、東大和市内でここ数年間だいぶ進んでいるようですから、その様子を見てまわりました。
清瀬市や東村山市などの下流側ではほとんど改修工事も完了し、両岸の河川管理用通路が自転車歩行者道として開放されていますが、以前にはこの高木橋の辺りから上流側ではまだ工事中で直進できませんでした。
↑ここで北から奈良橋川が合流するのですが、その合流地点の工事が行われています。
奈良橋川が鋼矢板に囲まれて作られていますが、この合流位置は少しだけ東側にズラされたようです。
↓ここはまだまだ工事中ですが、地図右側のこの合流部より上流(左)ではほとんど工事は完了しています。
新青梅街道沿いではニトリやコジマなどの商業施設や飲食店が並んでいて、よく渋滞している南高木交差点のすぐ北側の辺りです。
そして、この高木橋の少し上流から、空堀川の流路が大きく変わっています。
↑左側の南からの細い流れが空堀川だったのですが、右側に新しい広い河川が出来ていて、こちらがメインの流路となっています。
西から東に向かって蛇行しながら流れていた空堀川は、西から東へ真っ直ぐに流れるようになっています。
↑新河川の上流には護岸や両側の通路が出来ており、この旧河川の南方面への流れがあったはずのところは、すっかり塞がれて残った鋼矢板の間には雑草が生い茂っています。
↑4年半ほど前に空堀川の源泉を探す旅をした時、ここを通った時の写真を見ると、当時は空堀川が細い流れでここを北から南(左から右)へ流れていたのがわかります。
↓当時にはこの振り返った背中側には、庚申橋調整池排水機場がありました。
新河川の予定地内にはいくつかの河道内調整池が作られていました。
河川改修工事は一気には出来ないため、用地取得出来たところから、洪水時の水を貯留する施設を先行して整備していたようです。
↑現在は旧河川はすっかり塞がれて、河川沿いの自転車道が出来ていますが、ここだけは左岸(北側)の通路は通れなくなっており、この排水機場は現在もあります。
さらに上流方面を見ていきます。