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58群馬県

2017年9月24日 (日)

かみつけの里博物館と周りにある国指定史跡の保渡田古墳群では埴輪のイメージが変わる

「かみつけの里博物館」という名を見たときは何だろう、恐竜か猛獣の展示かなとも思いましたが、歴史博物館でした。

古く古墳時代には、群馬県と栃木県南部を合わせて「毛野」といわれ、それが「上毛野(かみつけの)」と「下毛野(しもつけの)」に分かれました。

8世紀の律令制施行後は、上毛野は上野国(こうずけのくに、今の群馬県)、下毛野は下野国(しもつけのくに。今の栃木県)となり、そちらには那須(県北部)も加わりました。

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↑その分かれた5世紀後半頃に築造された「二子山古墳」で、全長108メートルの前方後円墳です。

その円墳部分の方から見ています。

上野国の別称は上毛といいますし、今でも、上越線新前橋駅と東北線小山駅を結ぶ鉄道は、両毛線といいますから、「かみつけ」といわれてもすぐ理解すべきなのかもしれません。

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ここは国指定史跡になっている高崎市にある保渡田古墳群の一つで、周囲は「上毛野はにわの里公園」として整備されています(こちらは漢字です)。

この二子山古墳の墳丘には登ることができるようになっており、のどかないい景色を見ることができます。

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その公園敷地内に「かみつけの里博物館」があり、その展示によると、ここは約1500年前の豪族の墓で、その館は「三ツ寺I遺跡」として1.5kmほどの地点で発掘されています。

全国で初めて古墳時代の豪族の館(やかた)として発掘された遺跡です。

上越新幹線の工事をする際に見つかったということで、現在は、新幹線の高架下に埋め戻され、遺跡自体は見ることはできないということです。

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↑古墳の周りには広い二重の堀があり中に4つの中島があり、直径18mでマツリ(葬祭儀礼)が行われた場所のようです。

墓域は全長213mもあり、大変広く、全体は芝生に覆われており、暑い日でしたが日陰となるところもないのが厳しかったです。

墳丘の上はハチに注意との看板もあり、実際ハチがほんとうに飛んでいました。

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昭和10年の調査で、群馬県内には8423基もの古墳が見つかり、全体では1万基以上が作られたと想定されています。

しかも規模の大きいものも多く、東国(関東甲信、東海地方)では圧倒的な質と量を誇っているそうです。

この「上毛野はにわの里公園」には、もう一つの古墳があるのですが、こちらはもっと迫力があります。

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↑「八幡塚古墳」という全長96メートルの前方後円墳で、築造時期は5世紀後半、二子山古墳に続いて造られたと考えられています。

こちらはより当時の様子が復元されており、墳丘部や内堀のなかにある中島の法面には葺石を施してあります。

なんといっても埴輪がたくさんあります。

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2017年9月17日 (日)

やんばツアーズの八ッ場ダム工事現場見学会はとてもいいし、また行きたくなる

前回の続きで、国土交通省による現場見学会での八ッ場ダム建設工事の様子です。

現場を案内してくれるのは工事現場の厳ついおじさんだと思っていましたが、「やんばコンシェルジュ」という名称の上戸彩に似た若い女性です。

しかも、めちゃくちゃ知識もあり、土木のことも詳しくて、資料も見ずに解説してくれます。

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↑何しろ大規模な工事現場ですから、ダムを造るためのコンクリートを運ぶケーブルクレーンのワイヤーのアンカーも大規模です。

平成28年6月からコンクリート打設工事が始まっているようです。

ワイヤーを間近にしながら、細い通路を進むと、目の前が工事現場です。

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↑こちらは右岸で、向こう側が左岸になり、ここは堤高116mのダムの天端の高さとなるようです。

堤高は利根川水系ダムでは8番目だそうで、現在は3割程度の高さにまで工事が進んでいるとのことです。

吾妻川は左から右へと流れており、重量式コンクリートダムの形が左岸側にちょっと見づらいですが青い線で引かれています。

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↑ここには生コンクリート工場があり、原石山から約10kmにもわたって、石の大小で3種類に分別されてベルトコンベヤーで運ばれてきた骨材が水とセメントを混ぜられて、コンクリートとなります。

そのできたてコンクリートが黄色いバケットに入れられています。

コンクリートは2つのルートで下の現場に運ばれているようです。

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↑左のクローラクレーンはこのコンクリート打設には使われていないようで、ケーブルクレーンで運んでいます。

ケーブルによりバケットは手前に動いて来るとともに、下に降りて行きます。

中央の下の方に向かってバケットが動いています。

ダムの堤頂長は290.8mになりますから、このケーブルも長いです。

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↑バケットは下まで着くと生コンクリートは、いろいろな方向に動けそうな不思議な形をした重機に載せられます。

こちらは主に手前側での作業に使われているようです。

工事が始まったころはもっと低い位置で、堤高116mもの高さ、今でも80m位の長さがあるわけですから、よくクレーンを操縦できるものだと感心します。

このコンクリート運搬にはもう一つのルートがあります。

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↑左岸の壁に沿って、コンクリート工場からクレーンを使わずに、直接ダンプトラックに流れ込むような仕組みもあります。

奥ではそのダンプに積み込んでおり、手前ではダンプから降ろしているのが見えます。

ビルの建築現場で見るようなサラサラしたコンクリートとは全く違い、こうしてダムで使用されるコンクリートはドロドロです。

水分はコンクリートのヒビ割れの原因となるので、極力水とセメントを少なくして、骨材をなるべく多くしているからだそうです。

それでもヒビ割れを全く無くすことは難しいようで、先日テレビで見たその対策も目の前で見ることができました。

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2017年9月10日 (日)

八ッ場ダムが完成したら水没してしまう前の長野原町の様子を見に行く

八ッ場ダムというと、民主党政権当時の平成21年9月に前原国土交通大臣が建設中止を表明しましたが、その後工事は進められ、平成31年度には完成する見込みとなっています。

これまでいくつかのダムを見に行きましたが、当然ながら湖面に水没してしまった町や村の様子を見ることはできません。

首都圏では唯一のダム工事が行われている現場を見るとともに、現在の様子を確認しに行きました。

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↑特急草津1号の終着駅である長野原草津口駅で下車すると、駅の左隣りに「長野原・草津・六合ステーション」という地域振興施設があります。

ここの2階が「やんばツアーズ」という八ッ場ダム工事現場見学会の集合場所となっています。

1階には土産販売や軽食コーナーがありますので、まずは山菜そば550円で昼食、500円以上の飲食には小さなおこわおにぎりがつきます。

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↑駅前には吾妻川が流れており、八ッ場ダムはここより8kmほど下流に建設されますが、見ているこの少し上流まで湖面になるそうです。

そのため工事により護岸整備されていますが、さすがにこの辺りは湖幅も狭いようで、都内に流れる中小河川でのゲリラ豪雨対策を少し大規模にした河川改修工事後というイメージです。

この「長野原駅前大橋」から、今度は下流側を見てみます。

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↑左の駅に停まっている特急草津号の上野方面にはJR吾妻線のアーチ橋があり、右には国道145号線長野原バイパスの2つのアーチのある「長野原めがね橋」もあり、美しいです。

やはりダム関連事業が進んでおり、既に風景は大きく変わっているようです。

JR吾妻線もあの橋の手前は10kmほどトンネルばかりの車窓でしたが、路線が水没地区にあったため付替で移設されたためだったようです。

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↑やんばツアーズのマイクロバスでは、最初の4kmほどの距離は参加者は数人しかしませんでしたが、この不動大橋左岸にある「道の駅八ッ場ふるさと館」から参加する人が大部分だったようで、ここからは20人の座席は満席でした。

国土交通省主催のこの現場見学会は大人気で、11月まで予約がいっぱいのようです。

この「不動大橋」は湖面2号橋とも言われるものですが、長さ590m、高さ80mでダム湖に架かる橋としては一番長いものになります。

正面には原石山というダムのコンクリートの骨材となる石をとるところがあります。

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↑不動大橋の上からダムのできる下流側を見ています。

ダムが完成したらここからの景色は見えなくなってしまいます。

左下に半円形にあるのは、コンクリートの骨材の石を工事現場に運ぶベルトコンベアです。

右奥に見えているのは、湖面1号橋という「八ッ場大橋」で、ダムはさらに向こう側ですから、ダムという事業のスケールの大きさと影響の大きさを感じます。

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↑その八ッ場大橋の右岸にはプレハブがいくつもありますが、工事関係者の住居、いわゆる飯場です。

そのうち手前の1階建てのものが「なるほど!やんば資料館」で、ダムについての解説やジオラマなどがあります。

そもそも、ここに来るために下調べるするまでは、八ッ場ダムがどこに造られているのか知りませんでしたが、ここの床には位置を示す地図がありました。

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