新宿西口で進む再開発によるビル解体と新築工事の2023年12月の状況
11月中旬から新宿駅西口地下の歩行者の通り道が変更されています。
西口地下広場と丸ノ内線の間の通路が通れなくなったのです。
小田急百貨店の解体工事が進められているので、理由はわかっており当たり前のことなのですが、ついに地下まで影響範囲がきました。
↑新宿駅山手線ホームから見ると、小田急百貨店の北側半分は既に無くなっており、向こうが見通せます。
↑現在の小田急百貨店として営業されているハルクの横から見ても同様です。
今年2月に解体工事が始まったころ、見に来て初めて知った、実は建物は二つに分かれていたことが実感としてわかりました。
↑西口駅前広場の向かい側からも見ると、見えないはずのスタジオALTAなどが見通せます。
2014年3月に「笑っていいとも」の生放送も終わり、明太子のかねふくの看板ばかり目立ち、すっかり存在感が薄れてますが、しっかり今も新宿駅東口駅前にあります。
↑小田急百貨店の解体工事現場を、現在もまだ頑張って営業している京王百貨店屋上から見てみました。
北に向かって開けているところはあまりありませんが、かろうじて見ることはできます。
現場目の前の道路も通行車線の位置が変わっています。
↑この屋上には、京王開運稲荷大明神がありました。
関係者以外立ち入り禁止のようですぐ近くには行けませんが、その石祠の左には不動明王像もあります。
ちょっと調べてみたところ、創建年次などはわかりませんでしたが、それぞれの百貨店の屋上にこうした神社はあるようです。
デパートの屋上といえば、子どもの頃の昭和時代には遊園地の遊具に乗った記憶があり、大人になってからの平成時代にはビアガーデンの印象です。
↑こうして屋上に来るのはかなり久しぶりになるのですが、令和時代の今はBBQガーデンのようです。
3月から10月は昼夜とも、11月は夜のみですが営業しているそうです。
さすがに屋上ですから景色はよく、西口の超高層ビル街も見えます。
↑明治安田生命ビルは解体工事が終わって、新築ビルの地下部分の工事が進められています。
今度は西口地下広場から見ても、地上部分のビルがまだ建築されていないので、クレーンばかりが見られます。
思えば1年半前に既存のビルの地下を解体していましたから、ビル全体を支える地下基礎部分は解体も新築も時間のかかるものです。
意外と、地上部分の工事がいざ始まると、鉄骨が組み上がってどんどん高くなっていくものです。
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